農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2021年01月03日
1/3の富士山です。雨が降らないためか冠雪はまばら。ちょっと物足りない感じですが、晴天の富士山の姿は清々しい気分にさせてくれます。

正門が修繕されて綺麗になった静岡市の浅間神社。参拝客はそこそこの賑わい。境内は、お参りもおみくじコーナーもソーシャルディスタンス。

今年は良い一年になりますように!おいしいお茶で免疫力を高めて、コロナに負けずに頑張りましょう!

明るく前向きな気持ちを保つのも、健康には大事なこと。緑茶にはリラックス効果の高い香気成分が含まれており心を落ち着かせてくれます。

お茶を飲む暮らしというのは心にも良いことですが、このような急須のお茶をはじめ、伝統の日本の食には健康の素となる要素がたくさんです。

さて、お正月が終わると、茶園では新茶に向けて集中です。茶畑の世話をしながら気温や降水量などの気象も気になります。

いつも年が明けるとあっと言う間に新茶の季節がやってくる、という感じ。おいしい一番茶のために、できることをやっていく日々が始まります。
2020年12月21日
東京、青山スパイラルでお茶の展示会が行われました。

展示内容は、お茶の製造工程。

煎茶、抹茶、紅茶の製造工程が茶箱を利用して並べられており、同じお茶の樹から様々なお茶が製造される様子を説明しています。

お客様には、それぞれのお茶の製造工程中の状態を見ていただきながら説明を行いました。

蒸した状態の生葉の展示。



荒茶の展示



皆さん、熱心に説明を聞いてくださいました。

馴染みのあるお茶ですが「知らなかった」と、興味を持ってくださったようです。

考えてみれば、消費者の皆さんんいなかなかこのような説明を行う機会がありません。お茶がどのように作られているのか、知っていただくことは大事なことだと改めて勉強になりました。



2020年12月07日

奈良県立医学大学が、お茶でコロナウィスルが無害化する効果を確認したという記事です↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/f718f16a401a6646cfae00ba214bd50f8934de11


試験管内でウィルスが1分間お茶に触れることで、最大99%の感染力を失っているそうです。

緑茶カテキンがインフルエンザに効力を発揮することは既に立証されていますが、コロナにも同じように作用するようです。解明されるといいですね!

お茶を飲みながらの会話や食事で、感染対策が期待できるわけです。

感染対策だけでなく、お茶には他の効果がたくさん期待できますから、やっぱりお茶はおすすめの飲み物です。

早いもので、もう師走。今年は世界的に大変な年になってしまいましたが、生産茶農家一同、コロナに負けずに頑張っております。

皆様もどうぞ、くれぐれもご自愛の上、迫る年の瀬をお過ごしくださいませ。
2020年12月01日
写真は、日本ソムリエ協会静岡支部様主催の有機茶セミナーでご紹介した、深蒸し煎茶とトマトのパンのマリアージュ。

実は緑茶はいろんなお料理にも合うのです。

特に当会のお茶は!
というのも、独自の栽培理論により化学肥料を使用せず、食べ物であるおいしい野菜や果物を育てるのと同じように、お茶の生葉を栽培しているためです。

今回のセミナーを通じて、改めてお茶と食べ物の関係を見直し、工夫ひとつでもっとお茶を訴求できるのではないかと感じました。

お惣菜をお茶うけ、お茶の時間も良いものです。



ヘルシーな野菜のお寿司をお茶うけに軽食をかねたお茶の時間。



お酒が飲めない方のお茶の肴(?)カツオのタタキで一杯。



洋食には耐熱ガラスのカップで緑茶。カップひとつでマッチする飲み物になります。



いつも皆さんにお届けしているお茶で、たまにはひと工夫の飲み方を楽しんでみませんか?
2020年11月30日

主催はソムリエ協会静岡支部。タイトルはその名も静岡有機茶の世界最前線!( ←クリックでご案内サイトへ)

客席の間隔も1m以上あけて、感染症対策をしっかり行っての開催となります。

何が世界最前線なのか?と言いますと、

1.有機栽培技術が世界最前線
2.有機で化学肥料を使った栽培を上回る品質の実現が世界最前線

ということで、逸品茶を含め有機茶の世界最前線を地元静岡で発表です。

当会では、2018年から海外プロモーションにも取り組んで参りましたが、それにより得られた海外の評価や反応もお伝えいたします。

思えば、農薬や化学肥料を使わない栽培を始めてから50年。

どうしたら有機で良いお茶を作るこができるのか?当時は誰もが手探りでした。

そんな仲間が集い、静岡有機茶農家の会が結成されたのが30年前。

それから本格的に栽培技術の勉強会を行い、ようやく今の品質に至っております。

そんな歴史も振り返りながら、農家の底力をお伝えできればと思います。

ご報告をお楽しみに!

2020年11月16日

東京ハーヴェストは、日本全国の産地とつながるオンライン収穫祭。

静岡有機茶農家の会もちょっとした形で参加しています。

この収穫祭の目玉のひとつに「日本全国の今日のとれたて!」というコーナーがあります。

15秒の動画で47都道府県から収穫の様子をお届けするというコーナ。

静岡県からは、当会の動画が公開されます。

他、11/29(日)まで、毎週末、産地からのライブ中継やオンライン料理教室など、ご家族皆さまでご参加いただけるオンラインプログラムがありますので、よろしければのぞいてみてください。

農業関係もめっきり集いのイベントが無くなり、今は収穫祭もオンライン。

新しい試みが始まっています。

2020年11月09日
写真は試作品。ほうじ茶を粉末加工したものです。

粉末のお茶は、茶葉をまるごと摂取することになりますから、おいしさと栄養価を考えて、一番茶100%で作ったほうじ茶を粉末加工してみました。

湯に溶かしてみると・・・


粉末だけに、濃~い茶色の水色(すいしょく)です。急須でいれたほうじ茶とは別の飲み物のような色ですね。

飲み口は粉末の分少しまったりしています。でも、飲んだ後はお口サッパリ。

抹茶ラテならぬ、ほうじ茶ラテという飲み物もありますが、お茶は乳製品とも合いますので、お菓子作りにも使えそうです。

飲用はもちろん、いろいろ使える香ばしさ。

粉末のほうじ茶は、海外でも密かに注目が集まっているそうです。

さて、粉末ほうじ茶は、商品化を目指してこれから様々な食関連の業者様にアンケートをお願いするところです。

どうぞ、今後にご期待くだい!
2020年10月19日
茶園では、秋の仕事何に忙しくしております。

秋芽と言われる秋に伸びてくる芽は、秋冬番茶(しゅうとうばんちゃ)への加工、又は秋整枝(あきせいし)という、お茶の樹を刈揃える作業が行われます。

秋に茶の樹を刈り揃える作業は、来年の一番茶の収穫に影響する作業です。一番大きなな目的は、一番茶の芽数をコントロールすること。一番茶の収量構成を理想に近づけるために行います。

お茶は、収穫量が多ければ良いというわけではありません。良好な品質は、それに伴う適正な収量とのバランスがありますので、秋に行われる管理でそれを調整します。

近年は、気候の変動が大いです。昨年のような今までにない暖冬など、茶の樹は予想もできないような気象条件にさらされます。

先の気象を見越した管理がとてもやりにくくなっていますので、もしまた暖冬になったら?雨が少なかったら?多かったら?といった場合の臨機応変な対応策も考えなければなりません。

いつまでも、おいしいお茶を作る続けるためには、自然とともに歩む知恵と工夫が必要な有機栽培です。


2020年10月03日
同じほうじ茶を、軟水と硬水でいれた写真です。

手前が静岡の水道水、奥が硬水でいれたほうじ茶です。硬水にはミネラルウォーターの中でも硬度の高いエビアンを使いました。

水色(すいしょく)がぜんぜん違いますね!

硬水は、お茶の水色が出やすいという特徴がありますが、ご覧の通りです。

水色の違いはともかく、問題は味わいにどのような違いが出るのか?

今、新しいほうじ茶を企画中です。試作を繰り返して参りましたが、ようやく納得の仕上がりに。香ばしい焙煎香、味わいはふくよかで甘みも感じます。

満足したところで、硬水でも試してみました。ほうじ茶は海外でも人気があるので、硬水でいれたらどんな味わいになるか、お試しです。

「お茶は水が命」と言いますが、お茶の味わいは使う水に大きく影響されます。

硬水の場合、水のキレの良さがそのままに、とてもキレの良いほうじ茶になりました。日本の水で感じるまろやかさとは正反対のシャープさです。でも、これはこれで面白いです。

ぜひ海外の方の反応もうかがってみたいところです。

新商品のほうじ茶。どうぞお楽しみに!
2020年09月17日
発売前ですが、新商品のご紹介です。

「藤かおり」という名前の品種茶です。すけむねの有機茶園が植えた苗木が、ようやく収穫製造できるくらいに成長し、いよいよ商品化です。

静岡県藤枝市で生まれた品種なので「藤かおり」という品種名が付けられています。

この品種は、「印雑131」と「やぶきた」品種を掛け合わせてできた品種で、変わった香りをしています。

片親の印雑131は、インドアッサム系由来。バラ、ジャスミン、洋ランが持つような特有の華香があると言われています。

そのためか「藤かおり」で作った煎茶は、通常の日本の煎茶とは異なるイメージです。紅茶のように、ティーカップで洋菓子と合わせていただくような、そんなイメージの煎茶です。

もう少し先の販売となりますが、お楽しみに!

2020年08月20日

まだまだ暑い日が続きます。

飲みたくなるのは冷たいお茶。

すぐにできておいしい、冷茶の作り方をご紹介します。

茶葉を入れた急須に少なめの湯を注ぎます。

氷を加えて、水を足します。
グラスに注いで出来上がり。


さて、冷たいお茶も良いですが、冷房が効いた室内にいる時間が長い時には、あたたかいお茶がおすすめです。

「夏の不調を救うのは熱いお茶だった!」
夏の養生は冷えすぎを避けること。大切なのは、常温以上のものを摂取するということ。そして、習慣づけること、という記事を見つけました。
http://5106.jp/japanese-tea/2607/

夏の養生と緑茶の関係は、江戸時代からの健康法なのですね。

夏こそもっとも養生が大事な季節。おいしいお茶で夏を乗り切りましょう!

 

2020年07月20日
暑い季節に冷ややっこ。日本の食卓の定番中の定番です。

飲んだ後の茶殻を使い「お茶の葉の冷ややっこ」はいかがですか?

水気を絞り、刻んだ茶殻に塩昆布とごま油を和えるだけ。おいしいですよ!

当会のお茶は農薬や化学肥料を一切使用していない有機栽培ですから、茶殻も召し上がることをおすすめしています。

緑茶は免疫力を高めてくれる飲み物です。飲んで、食べて、健康を守りましょう。

こちらは梅干しとお茶の葉。叩いた梅干しの果肉を刻んだ茶殻に混ぜるだけ。

梅干しの酸味で疲労回復と食欲増進です!

栄養価の高い食材としてご利用いただき、どうぞご自愛ください。

バランスのとれた栄養価の高い食事と十分な睡眠は、健康に欠かせません。

感染症にも負けない体作りを心がけて元気に過ごしていきたいものです。


2020年06月29日
写真は雨の日の茶畑。山の茶畑にはモヤがかかりちょっと幻想的な雰囲気が漂います。

うっとうしい雨の季節ですが、実は雨の音って、脳内にα波を発生させてくれる「1/f揺らぎ」が含まれているそうです。リラックス効果があるのですね。

α波と言えば、一番茶の緑茶もα波を発生させてくれる飲み物です。一番茶に多く含まれるテアニンという成分は、α波を発生させることで知られています。

つまりですね、雨の日に、雨音を聞きながらおいしい緑茶を飲むと、とても癒されるということ。

でもきっと、大雨の音では癒されそうにありません。適度に良い感じの雨音の日が来たら「今日は癒しのお茶日より」という、お茶の楽しみができるかもしれませんね。

湿度の多い季節というのは、水分が体外に排出されにくく、むくみなどの体調不良を起こしやすいそうです。

そんな時にもやっぱり緑茶!緑茶には利尿作用がありますので水分代謝を高めてくれます。

梅雨どきも、おいしいお茶でどうぞ爽やかにお過ごしくださいませ。

2020年06月15日

いつものお茶のご注文にご利用くださいませ。

そもそもが食の安全は「いつ、どこで、誰により、どのように作られているのか」が明確であること。これが基本です。 

当会のお茶は、栽培からの一貫生産により作り手が分かります。加えて農薬や化学肥料を一切使用しない茶づくりで、安心のお茶を求める消費者の皆さまに根強い信頼をいただいて参りました。

そんなお茶は、長い間、いつでもどこでも誰にでも便利に買えるお茶ではありませんでした。私たちにとっては意識のあるお客様との出会いも簡単ではありませんでした。

「便利」ということとは程遠い世界。ペットボトルのように便利なお茶でもありませんし、製造的にも大量生産できる便利なお茶ではありません。「便利です!」という言葉を使い販売することがありませんでした。

でも、飲み続けてくださっているお客様にとってはスマホからのご注文は便利ですね!

オンライン化がどんどん進み、販売方法も進化していく中、お茶も進化していかねば!と思います。

より一層のおいしいお茶を、自然界と共に作って参りますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

スマホサイトはこちらからご覧いただけます。 

2020年06月08日

,伝統のほんやま産地から、とびきりのお茶をいかがでしょう。 
ゆうパケットで送る父の日ギフト「せいふう」50g×2袋セットがおすすめです。 

本当に良いものを贈りたい、という気持ちにお応えできるお茶だと自負しております。

その自信はそれだけのことをやってきたから。 長年の研究、実践の苦労は計り知れないものでした。  

山の頂にある茶畑には潅水設備が完備。これだけでもすごいことなのですが、更に散水する水は、磁場を通して分子の連結を細分化させ、吸収されやすいものにしています。


作物は、水と一緒に土壌中の養分を吸い上げますから水の力は非常に重要。分子連結を細かくすることで吸収力を高める工夫です。
更になんと!土壌の下には磁場を組み、埋め込んでいます。養分の吸収には、土の粒子にプラスイオン、マイナスイオンの働きが関係してくるのすが、そういった働きを高めるための工夫です。

人生をかけ産地最高を追求してきた作り手の熱き思い。自然界の力を最大限に高める創意工夫。

独自の分析では、通常の3倍の吸収力を確認しております。

抜群の土壌環境プラス、いつ何をどのように与えて茶の樹を管理するのか、という研究成果の施肥の技術。自然界と人智のコラボによるまさに農業芸術と言える領域です。


普段はここまでの説明はいたしませんが、父の日ということで、ご納得の贈り物をされたい方のために、今回は特別にちょっと情報公開させていただきました。

2020年06月01日

6月になりました。今月の新しいお茶は新茶の粉末煎茶です。

お客様からのご要望もあり、今年は新茶で粉末煎茶を作ってみることにしました。楽しみな試みです。

粉末に加工して、どのように新茶の良さが出のか?作ってみなければわからない分、楽しみなのです。

粉末煎茶ファンの方は必見です。

作っているのは当会のすけむねの有機茶園の飯塚さん。

武司さんがお茶を刈って、長男の稔さんが製茶。

今年も親子連携で頑張った一番茶の収穫製造です。

5月は粉末加工にまで手がまわりませんでしたが、6月に入ったら合間を見て粉末加工を行います。

既にご予約でお待ちいただいているお客様、もうしばらくお待ちくださいませ。

ただ今ご注文受付け中。 こちらからどうぞ↓


新茶の粉末煎茶(70g)
1620円(税込み)

2020年05月29日

一番茶の収穫が終わった谷稲葉(やいなば)の有機茶園の塚本さんは田植えの準備。アイガモ農法で自家用米を作っています。

アイガモ農法はヒナの世話から始まります。ヒナをコンテナに移したら、寝床の手入れ。

敷いてあるもみがらを日にあてて乾燥させます。

その間ヒナたちは運動タイム。水鳥らしく水場に行くもののちょっと水に入ってはピーピー言って上がってきてしまいます。まだ体が水に慣れていないようです。

ヒナを運動させながら、鳥獣被害に遭わないように糸を張り巡らせる塚本さん。カラスやトンビの羽に糸が当たるように糸の位置を考えます。

「いろいろ試したけれど、この方法が一番いいみたい。でも自分が中に入る時には糸の下で腰を曲げて作業しなくちゃならないから腰が痛くなるよ。」とのこと。

ヒナが届いた初日には、手のひらの上で一羽一羽の目を見ながら砂糖水を与えて「てよしよし良い子だ。これからよろしくな。」と声をかけて関係性を築いていくそうです。

そういえば塚本さんは昔から、収穫前の茶畑でも「よしよし良い芽だ!」と声をかけて歩きます。そんな作り手の思いはお茶の樹にとっても飲む人にとってもうれしいもの。

「体はキツイけど100歳までお茶を作れるといいな」と頑張っています。

塚本さんのお茶はこちら

2020年05月18日
りょうごうちの有機茶園ではお茶刈り真っ最中!新茶どきが遅い山奥の地域産地です。

小さな個人茶園ではお茶刈りは一家総出。

園主の岩崎忍さんとお嫁さんがお茶刈り機械を担当。お父さんの光雄さんは、お茶刈り機の袋を持つ担当。3人でお茶刈り。

そしてお母さんは刈られた生葉がたまった袋を運ぶ担当。

お茶刈りの途中で、刈った生葉が袋の中にある程度たまると、お茶刈り機からはずして新しい袋に取り替えます。お母さんはその袋を茶畑の脇まで運びます。

みんなで息を合わせて作業をこなしていきます。

もうひとり、長男は良い子にしているのが仕事。

この山にいるのはこの家族だけ、という密でない環境で一見のどかなお茶刈り風景ですが、お茶刈り仕事は体力的に結構大変。

午後からは、製茶作業に入ります。

最初の工程は「蒸し」の工程。生葉を蒸し機に送ります。

この日は、お嫁さんとお父さんがこの作業に張り付いてくれました。お茶刈りシーズンは茶農家一家の頑張りどきです。

農業の大規模化が進む中、お茶もどんどん大規模茶園へと移行しています。でも静岡の山奥では、まだ小さな家族茶園がわずかに生き残っています。どうぞ応援してください!
2020年05月11日

今年は芽伸びが遅く、待ちに待ってのようやくの手摘みです。

それでも「まだ芽が小さくて摘むのにもったいないくらい。」と園主の岩崎さん。芽伸びがゆっくりなので、これ以上待つと小さいまま芽が固くなってしまうかも・・・と手摘みを決行。

摘み取りの時期の判断もおいしさの要です。

りょうごうちの有機茶園では、毎年、手摘みのお茶から茶づくりが始まります。

写真は45年以上前に有機栽培を始めた岩崎光雄さん。手摘みのお茶にはひとしおの思い入れを持っている茶農家です。

「この山の最高の自然をお届けしたい。それにはやっぱり手摘み。いつまでの自然の恵みを作り続けたい。」と、有機農業家らしいこだわりがあります。

年々、気象の変化が気になります。今年は暖冬の影響が心配な年でしたが、毎年毎年、何かあります。

自然相手の農業ですから、今年はどんなお茶ができるのか、毎年のドキドキハラハラが年々増してきているような気がしますが、その分気合が入る新茶どき。張り合いのある忙しい毎日が続きます。

りょうごうちの有機茶園では、これからが新茶本番!いよいよお茶刈りが始まります。


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★おしらせ
すけむねの有機茶園

お客様からのご要望もあり、すけむねの有機茶園では、今年、新茶100%で粉末煎茶を作ります!

一番茶の収穫製造が一段落した6月に入ってからの粉末加工となりますので、少しお待たせしてしまいますがどうぞお楽しみに!

 

 

2020年05月02日


新茶シーズン。今年は芽伸びが遅く少し遅めのスタートとなりました。

写真は今年の八十八夜5/1のお茶刈り風景です。気持ちの良い晴天。お茶の葉も気持ち良さそうでした。

お茶刈りをしている写真右の人が、1974年に本格的に有機栽培に踏み切った飯塚武司さん。 今は長男の稔さんが茶園を引き継いでいますが、父親の武司さんと親子で頑張っています!

刈られたお茶は、すぐに茶工場に運ばれます。そして、最初の工程「生葉を蒸す」工程に入ります。

写真は、蒸し機から出てきた生葉。次の工程に進んでいくところです。

茶工場の作業は長男の稔さんの仕事。

新茶どきは、毎日毎日茶工場で製茶作業。茶農家が一番活気付くここ一番の新緑の季節。体力勝負で頑張ります!


★お知らせ

6月に入ったら、今年は新茶で粉末煎茶を作ります。

5月は一番茶の収穫製造に追われてしまうため、少しお待たせしてしまいますが、新茶100%で作る粉末煎茶をどうぞお楽しみに!

ご予約受け付けております。 

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