茶畑からの文化伝承

Diary

画像: 2017年産の新茶

2017年産の新茶

2017年04月24日

2017年産の新茶

今年の新茶は例年になく遅れております。
なかなか新芽が伸びてきません。

静岡は気温が低く桜も遅れましたが、新茶も遅れており茶農家の皆さんは「まだ茶畑が黒いよ」と言っています。

「黒い」というのは本当に黒いわけではなく、硬化した古葉の濃い緑色の茶の葉のこと。新芽が息吹いて成長してくると、茶畑が鮮やかな黄緑色の新芽色になってきます。その新芽の色は鮮やかで美しく、古葉が黒く見えてしまうほど。

「まだ茶畑が黒い」と言うのは「まだ新芽が伸びてきていない」という意味なのです。

芽はもう息吹いているのですが伸びていないとまだ茶畑全体は濃い緑色に見え「まだ黒い」「まだ結構黒い」という言い方になります。

新芽が伸びて茶畑全体が黄緑色に変わると「黄色くなった」と言います。

大雑把な色で呼ぶものです。



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