Diary
有機茶栽培の勉強会
2025年01月17日
ほんやまの有機茶園にて、他県の茶農家仲間も集まり行った勉強会の様子です。今回学んだことの中に、根がアミノ酸を吸収するためのトランスポータが、APPI(2007年)、LHT6(2014年)に発見されているという内容がありました。それを聞いて、ふと疑問に思ったことがありました。当会では、「植物は根からもアミノ酸を吸収する」ということが認められていない時代、30年以上も前から、いかに根からアミノ酸を吸収させるか!を追求してきました。
「学術的に認められていないのに、なぜ農家は当時から植物は根からもアミノ酸吸収をすると思っていたのか?」と、やいなばの有機茶園の塚本さん(74)に聞いてみました。
「当時にもその研究をしている先生がいたんですよ。私は京都大学の小林先生の記事を読んで、そうか!植物は根からアミノ酸吸収をするのか、と思った。いろいろな有機物を畑に与えて試行錯誤する中で納得できた。」とのことでした。
農産現場では、科学的な証明を待っているわけにはいきませんから、とにかくいろんなことをやって成果を出していきます。
そういう意味では、農家による現場での研究はある意味、最先端なのかもしれません。
「現場先行、科学的証明は後追い」と思うことが多々あります。
有機茶栽培の現場が望む研究が行われていない実態もあります。
そろそろ何とかならないものかと思う今日この頃です。
「学術的に認められていないのに、なぜ農家は当時から植物は根からもアミノ酸吸収をすると思っていたのか?」と、やいなばの有機茶園の塚本さん(74)に聞いてみました。
「当時にもその研究をしている先生がいたんですよ。私は京都大学の小林先生の記事を読んで、そうか!植物は根からアミノ酸吸収をするのか、と思った。いろいろな有機物を畑に与えて試行錯誤する中で納得できた。」とのことでした。
農産現場では、科学的な証明を待っているわけにはいきませんから、とにかくいろんなことをやって成果を出していきます。
そういう意味では、農家による現場での研究はある意味、最先端なのかもしれません。
「現場先行、科学的証明は後追い」と思うことが多々あります。
有機茶栽培の現場が望む研究が行われていない実態もあります。
そろそろ何とかならないものかと思う今日この頃です。