茶畑からの文化伝承

Diary

画像: お手紙をありがとう!

お手紙をありがとう!

2012年07月02日

茶園交流会にご参加の皆様からのうれしいお便り。振り返ると、本場静岡の山のお茶の良さ、自然の素晴らしさを感じていただこうと茶農家一同心を込めて企画した1日でした。お手紙を拝見して楽しんでいただけたこと、私たちの茶づくりに取り組む姿勢や思いを感じていただけたことがわかり、とてもうれしかったです。今回の交流会会場のほんやまの有機茶園の斉藤さんも「うれしいなあ。励みになるなあ。」と感激しきり。心のこもったお手紙やお礼のお電話をたくさんいただき本当にありがとうございました。

昨年の原発事故を受けて食の安心安全が大きく揺らぎました。「安全は数字で示せる。でも安心というものは数字では得られない。信頼関係があって初めて安心できるもの。」多くの食の現場で、この基本的なことが大きく見直されました。もちろん私たちにとっても改めて思い知らされることでもありました。

有機農業の走りの時代から当会では「顔の見える関係」を大事にして参りましたが、今年は原点に戻りお客様との絆をもう一度考えていこうと話し合っています。

震災ですべてを失った食のメーカーさんが「震災で価値観が大きく変わった。震災後に一番多く使った日本語は、ありがとうとおかげさま。」とおっしゃっていました。
私たちも、ありがとうとおかげさまをたくさん言える生産現場であり続けたいと願います。そんな茶畑から育まれるお茶には数値では計れないおいしさがきっとあるような気がします。



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