茶畑からの文化伝承

Diary

画像: お茶の幼木

お茶の幼木

2018年01月22日

写真はりょうごうちの有機茶園の茶の樹の幼木です。

定植をして5年目。お茶の樹は茶園の経済となる収穫量が採れるまでに7年かかると言われています。

植えてからお金にするまで時間がかかるのです。ですから、お茶の樹の改植はとても長い目で考えて行われます。

そもそもお茶の樹の寿命は150~200年ですが、良い品質のお茶を収穫するためには30年くらいで植え替えるのが良いと言われています。

若い樹の方が元気な良い生葉が育つというわけです。

植え替える時には品種にもこだわります。日本のお茶の7割以上が「やぶきた」ですが、最近は品種茶を増やす茶園も多く見受けられます。

品種茶はそれぞれの個性が魅力ですが、場合によっては、育てにくかったり、製茶しにくかったり、あまり人気のない販売が難しい品種だったり、後々、他の品種にすれば良かった、なんてことにならないようによ~く考えなければなりません。

ちなみに写真の品種は「静-7132(シズ-ナナイチサンニ)」という品種です。桜葉のような香りのする人気品種。海外の方にも好まれるようです。

りょうごうちの有機茶園の期待の品種です。




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