茶畑からの文化伝承

Diary

画像: 有機茶の栽培技術勉強会

有機茶の栽培技術勉強会

2019年06月17日

毎年恒例、一園逸茶の勉強会。当会が中心となり全国の茶農家仲間と取り組んでいる毎年恒例の勉強会です。

毎年6月に開催します。というもの、一番茶の収穫後、すぐに来年のお茶に向けた土壌管理が始まるからです。土壌管理を適切に行っていくために、6月の勉強会は非常に重要です。

土壌分析で土壌の状態を確認。これからの施肥設計や問題への対処を考えます。天候を含めた今期の問題を確認したり、新しい情報を共有したりして、各自、来年に向けた茶づくりに取り組んでいきます。

年間の基本管理も復習し、頭の中を整理します。

皆で今年の一番茶を持ち寄り、品質確認も行いました。地域の違い、製法の違い、品種の違いがありますが、栽培品質がこの勉強会の焦点です。栽培がうまくいっているかどうか、外観(形状・色沢)や内観(水色・香気・滋味)から茶葉の内容のを確認します。

また、今回は茶栽培意外の問題についても話し合いが行われました。有機栽培の技術を継承していくための指導者の問題です。

今は日本の有機栽培指導の第一人者の講師がいますが、お茶の有機栽培は非常に難しく、将来的に有機茶栽培を指導できる指導者がいないのです。
そんなことも今後の大きなテーマです。


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