茶畑からの文化伝承

Diary

画像: 夏の有機茶園

夏の有機茶園

2019年08月30日

藤枝市すけむねの有機茶園。おくみどりという品種の茶畑です。

暑い季節には虫がたくさん発生します。茶畑の一部の葉の様子がおかしい、葉っぱがやられている?(食べられている?)と、のぞいてみるとシャクトリムシを発見!


手で取ります。

シャクトリムシは手で取れますが、アブラムシのように手で取れない小さな虫もたくさんいます。

害虫対策としては天敵を増やす、水で洗い流す、害虫によるダメージに負けない丈夫な茶の樹を育てる、など様々ですが、そのひとつに剪整枝という方法があります。

このように刈り落としてしまうことで、病害虫被害が進まないように、また同時に茶の樹に付いた病原菌も落としてしまいます。数年に一度行い茶の樹の健康を守ります。

ちなみに農林水産省の資料によると、現在茶に発生する主な害虫は約30種類、病気は10種類。各種病害虫に対する農薬成分として、約90種類の殺虫剤成分と約30種の殺菌材成分が農薬登録されているそうです。

当会では農薬は一切使用していないので農薬には詳しくありません。でも、有機栽培は一般の栽培とどう違うのか?の比較の説明を求められることがあります。そんなことで農薬のことも知らなければならない気もしたりして・・・。

でも農薬の勉強をするよりも、有機栽培の勉強を進めた方がおいしいお茶をお届けできますね!


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