茶畑からの文化伝承

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画像: みどりのセミナー(ビオファジャパン)より

みどりのセミナー(ビオファジャパン)より

2024年10月28日

東京ビッグサイトで開催されたドイツ発のオーガニック見本市、ビオファジャパンに参加して参りました。

今回は、そのセミナーより「作物は中身が大事」というお話しです。

高品質有機栽培の指導者の小祝先生から、農薬や化学肥料が使われていなかった昔の野菜と今の野菜の比較の表が示されました(100g中の含有量)
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ほうれん草
<1951年>
ビタミンA 8,000mg
ビタミンC 150mg
鉄分  13mg
<2001年>
ビタミンA 700mg
ビタミンC  35mg
鉄分  2mg
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人参
<1951年>
ビタミンA 13,500mg
ビタミンC 10mg
鉄分 2mg
<2001年>
・ビタミンA 1,700mg
・ビタミンC 4mg
・鉄分 0.2mg
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みかん
<1951年>
・ビタミンA 2000mg
・カルシウム 29mg
・鉄分 2mg
<2001年>
・ビタミンA 14mg
・カルシウム 16mg
・鉄分 0.1mg
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1951年といえば、まだ農薬や化学肥料が使われておらず、有機農業しかなかった時代です。

今の野菜は当時と比較して45~99%も各成分が減少しています。

だから、栄養価の高い有機農産物を選んで食べましょう!と言いたいところですが、実はそうではない。

現代の有機農産物は、慣行栽培と成分量が変わらないものも多いというのが実情です。

まだまだ有機栽培技術が低いものが多いということ。

でも、きちんと技術が伴った有機農産物は栄養価が高い。有機農産物はそういうものを選ぶ「中身で買う時代」とのことでした。

そんなセミナーとブースの中で、ビタミンC含有量が豊富な「駿河天狗の養生煎茶」は、高品質有機栽培のお茶として紹介していただきました。

 

 

 

 

 



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