茶畑からの文化伝承

Diary

画像: 一番茶の次は田植えです

一番茶の次は田植えです

2020年05月29日

一番茶の収穫が終わった谷稲葉(やいなば)の有機茶園の塚本さんは田植えの準備。アイガモ農法で自家用米を作っています。

アイガモ農法はヒナの世話から始まります。ヒナをコンテナに移したら、寝床の手入れ。

敷いてあるもみがらを日にあてて乾燥させます。

その間ヒナたちは運動タイム。水鳥らしく水場に行くもののちょっと水に入ってはピーピー言って上がってきてしまいます。まだ体が水に慣れていないようです。

ヒナを運動させながら、鳥獣被害に遭わないように糸を張り巡らせる塚本さん。カラスやトンビの羽に糸が当たるように糸の位置を考えます。

「いろいろ試したけれど、この方法が一番いいみたい。でも自分が中に入る時には糸の下で腰を曲げて作業しなくちゃならないから腰が痛くなるよ。」とのこと。

ヒナが届いた初日には、手のひらの上で一羽一羽の目を見ながら砂糖水を与えて「てよしよし良い子だ。これからよろしくな。」と声をかけて関係性を築いていくそうです。

そういえば塚本さんは昔から、収穫前の茶畑でも「よしよし良い芽だ!」と声をかけて歩きます。そんな作り手の思いはお茶の樹にとっても飲む人にとってもうれしいもの。

「体はキツイけど100歳までお茶を作れるといいな」と頑張っています。

塚本さんのお茶はこちら



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