茶畑からの文化伝承

Diary

画像: 秋のお仕事

秋のお仕事

2020年10月19日

茶園では、秋の仕事何に忙しくしております。

秋芽と言われる秋に伸びてくる芽は、秋冬番茶(しゅうとうばんちゃ)への加工、又は秋整枝(あきせいし)という、お茶の樹を刈揃える作業が行われます。

秋に茶の樹を刈り揃える作業は、来年の一番茶の収穫に影響する作業です。一番大きなな目的は、一番茶の芽数をコントロールすること。一番茶の収量構成を理想に近づけるために行います。

お茶は、収穫量が多ければ良いというわけではありません。良好な品質は、それに伴う適正な収量とのバランスがありますので、秋に行われる管理でそれを調整します。

近年は、気候の変動が大いです。昨年のような今までにない暖冬など、茶の樹は予想もできないような気象条件にさらされます。

先の気象を見越した管理がとてもやりにくくなっていますので、もしまた暖冬になったら?雨が少なかったら?多かったら?といった場合の臨機応変な対応策も考えなければなりません。

いつまでも、おいしいお茶を作る続けるためには、自然とともに歩む知恵と工夫が必要な有機栽培です。




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