農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2012年7月
Diary:3
2012年07月30日
有機栽培の技術勉強会にて当会の茶畑を観察しているところです。土壌分析データと比較しながら注意点を確認していきます。全国の有機系茶農家仲間と一緒に栽培指導の講師を招き、定期的に行っている勉強会です。

講義を受ける姿も皆真剣。回を重ねるごとに内容も充実し、ますますおいしいお茶が期待できるでしょう。

暑い1日。バテないように冷茶を作りみんなでたくさん飲みながら勉強会。緑茶は脳の疲労を助けるのでサエた頭で勉強会に臨めます。

熱い湯でいれた緑茶を氷で急冷させるのがおすすめ。水出しよりもおいしいし成分もたくさん抽出されますから夏バテ防止にもってこいです。夏こそ緑茶!おすすめします!
2012年07月14日
夏に向けてのお茶セミナーを開催。有機煎茶で作る冷たいお茶と有機紅茶のアイスティー。写真はアイスオレンジティーと紅茶のシフォンケーキを試食しているところです。実は国産紅茶はクリームダウンを起こしにくいのでアイスティーにもってこい。アイスティーは透明な美しい水色が魅力。クリームダウンさせないように作るのがポイントです。そのために茶葉を選ぶこと、そして温度差に気を付けたいれ方をします。

当会では緑茶の冷茶も紅茶のアイスティー同様に、熱い湯で入れてから氷で急冷させる方法をおすすめしています。夏バテ防止に緑茶の健康成分がたっぷり抽出されますし、その方が水出しよりおいしいです。

茶農家の我流の冷茶の作り方もお伝えし好評でした。急須に茶葉をいれひたひたの熱湯そ注ぎ、その後急須の中に氷をいれます。そして水を足します。最初に湯を使っているので香りの良いおいしい即席冷茶ができます。

今年の夏はリーフで作る冷たいお茶でおいしく過ごしましょう。
2012年07月02日
茶園交流会にご参加の皆様からのうれしいお便り。振り返ると、本場静岡の山のお茶の良さ、自然の素晴らしさを感じていただこうと茶農家一同心を込めて企画した1日でした。お手紙を拝見して楽しんでいただけたこと、私たちの茶づくりに取り組む姿勢や思いを感じていただけたことがわかり、とてもうれしかったです。今回の交流会会場のほんやまの有機茶園の斉藤さんも「うれしいなあ。励みになるなあ。」と感激しきり。心のこもったお手紙やお礼のお電話をたくさんいただき本当にありがとうございました。

昨年の原発事故を受けて食の安心安全が大きく揺らぎました。「安全は数字で示せる。でも安心というものは数字では得られない。信頼関係があって初めて安心できるもの。」多くの食の現場で、この基本的なことが大きく見直されました。もちろん私たちにとっても改めて思い知らされることでもありました。

有機農業の走りの時代から当会では「顔の見える関係」を大事にして参りましたが、今年は原点に戻りお客様との絆をもう一度考えていこうと話し合っています。

震災ですべてを失った食のメーカーさんが「震災で価値観が大きく変わった。震災後に一番多く使った日本語は、ありがとうとおかげさま。」とおっしゃっていました。
私たちも、ありがとうとおかげさまをたくさん言える生産現場であり続けたいと願います。そんな茶畑から育まれるお茶には数値では計れないおいしさがきっとあるような気がします。

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