農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2021年02月22日
日本茶インストラクター協会の会報誌に、こんな記事がありました。

昨年の11月に、奈良県立医科大学から「お茶による新型コロナウィスルの不活化効果について」がプレスリリースされ話題になったことは、以前お伝えいたしました。

新型コロナウィスルと市販のお茶を混ぜ、一定時間後にウィスルがどれだけ残るかを調べたもので、中には99%以上も感染力が減少したお茶もあった、ということでした。

さてその後。
12月上旬に、コロナウィルスに緑茶(抹茶)、紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶を処理した結果、いずれの茶種でも1分間で効果が認められたこと、12月下旬には、紅茶や緑茶がヒト唾液中の新型コロナウィルスを10秒以内に1/100未満に低下させることを、京都府立医科大学と伊藤園がプレプリントサーバのbioRxivで報告したそうです。

bioRxivとは、近年急速に広まってきている論文の発表様式だそうです。研究論文のオープン化やの迅速化が求められ、査読者のチェックを受けないまま発表するもの。

そのため「本プレプリントはまだ化学的知見について確定的な評価がなされていないため、内容を診断・治療や確固たる科学的知見としてニュースメディアなどで取り扱わないように」と記されています。

お茶とコロナウィルスの研究は、試験管内などの条件下で行われたもので、ヒトを対象にしたものではありません。

最終的には、ヒトに有用かどうかを検証されることを願うばかりです、という、静岡県立大学茶学総合研究センター長の記事でした。


お茶は古来より「養生の仙薬、延齢の妙術なり」と伝えられた飲物。お茶と共に過ごして参りましょう。
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