農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2017年4月
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2017年04月24日
2017年産の新茶

今年の新茶は例年になく遅れております。
なかなか新芽が伸びてきません。

静岡は気温が低く桜も遅れましたが、新茶も遅れており茶農家の皆さんは「まだ茶畑が黒いよ」と言っています。

「黒い」というのは本当に黒いわけではなく、硬化した古葉の濃い緑色の茶の葉のこと。新芽が息吹いて成長してくると、茶畑が鮮やかな黄緑色の新芽色になってきます。その新芽の色は鮮やかで美しく、古葉が黒く見えてしまうほど。

「まだ茶畑が黒い」と言うのは「まだ新芽が伸びてきていない」という意味なのです。

芽はもう息吹いているのですが伸びていないとまだ茶畑全体は濃い緑色に見え「まだ黒い」「まだ結構黒い」という言い方になります。

新芽が伸びて茶畑全体が黄緑色に変わると「黄色くなった」と言います。

大雑把な色で呼ぶものです。

2017年04月03日
写真はこれから春ならしをする茶畑です。その後、新芽の息吹きを待ちます。両河内は新茶の時期が遅い地域。その分おいしい山のお茶がいただけます。

茶農家が集まると話題はやはり今年の新茶。今年は桜が8日ほど遅れていますが新茶もだいぶ遅れています。この後の気温や天候がどうなるか?そわそわ気になる今日この頃です。

この日は手揉みの練習で朝早く両河内に向かいましたが、山の道中は霧で真っ白。良いお茶ができるはず!の山の銘茶産地風景です。自然の山霧が直射日光を遮り育まれる味と香りは「適地適作」という言葉を改めて教えてくれます。

手揉みの勉強会も頑張っています!


栽培のみならず製茶の基本である手揉みの技術を身に付けて茶づくりに取り組む。作り手の姿勢は必ずお茶に表れると思います。
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