農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2013年3月
Diary:3
2013年03月28日
早咲きの今年の桜。
あわててお花見の計画を立てた方も多いのではないでしょうか?
静岡では4月を待たずにお花見宴会の盛り上がり。

今年の桜はなぜかつぼみ(花)の数が少ないのが玉にキズ。それでも桜が咲くとうれしい気分になるものです。これもやはり日本人だからでしょうか。

桜だけではなく、今年の新茶も早く訪れそうな感じです。茶農家の皆さんそわそわし始めました。ここ数年、毎年新茶が遅れていました。低気温により、まだ伸びない、まだ伸びないとヤキモキした年が続きました。

このまま気温が下がらずにいれば、勢い良く新芽が伸び始めます。
茶農家の皆さんのソワソワがワクワクに変わり、そして新茶収穫の直前にはビシっと気合が入ります。

今からそんな新茶の収穫時期を思い浮かべ、期待が高まる今日この頃です。

2013年03月18日
静岡市清水区の両河内の有機茶園。写真「静7132」という品種のポット育苗です。

「静7132」は清水のブランド茶として推奨されている品種で、桜葉のような香りを持つ人気の品種です。両河内の有機茶園ではこの品種を増やしていきます。

このように挿し木で苗を作り育てていき、苗が育ったら畑に定植します。お茶の樹が成木になるまでは7年かかりますので、この写真のお茶が飲めるにはまだまだ先のこと。

茶農家にとって、幼木を育てることは未来を育てることに他なりません。

後継者である息子の忍君が大事に育てていきます。そして、きっと日本一おいしい「静7132」をお届けします。未来のお茶をお楽しみに!
2013年03月10日

先日の会議で「もっと緑茶の効果効能を伝えていこう」という話しになり、今回は最新の緑茶研究の発表内容をお伝えします。

少し前の記事ですが、今年に入りまた新たな緑茶の作用が発表され話題になりました。

なんと緑茶とED治療薬(バイアグラなど)の併用がガン細胞を駆逐するというもの。

緑茶カテキンの一種に「エピガロカテキンガレート(EGCG)」というカテキンがあります。このカテキンがガン細胞に入り込み増殖を抑えることが明らかにされていますが、ED薬がこの作用をより促進させるとのこと。
静岡新聞の記事拡大


この記事は米国でもニューヨークタイムズに掲載され話題になったそうです。

この組合せに茶農家の皆さんも驚きの笑み。「日頃から無農薬のお茶をたくさん飲んでいるからガンの心配はしたことがないけど、研究が進めばガン患者にとって良い薬ができるかもしれないね。さすがお茶だね。」

米国では年内にも人体への臨床実験が始められるそうです。

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