農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2013年2月
Diary:2
2013年02月17日
先輩茶農家による若手の指導も兼ねてお茶の仕上げの勉強会。両河内の有機茶園の茶工場に集まりました。

お茶の仕上げ加工の工程の中に火入れの工程があります。茶の葉を加熱し好ましい香味に仕上げる重要な工程です。今日はこの火入れを検証していきました。

このお茶にはどの程度の火入れがベストか。自分の火入れの判断と、他の人が判断するベストとどう違うか?皆はどちらが良いと判断するか?火入れの途中の茶葉を取り出し、湯をさして香りを確認。

香味を引き出す火入れ工程は非常に奥の深い工程です。素材の良さを損なわずおいしさを引き出す火入れは作り手の永遠のテーマでもあり、腕の見せ所。

各地域茶園が協力しあい茶づくりを追求するとても楽しい1日でした。

2013年02月02日
写真は当会のほんやまの有機茶園。茶の葉の裏側でてんとう虫がアブラムシを食べているところです。昨年末にBSで放映された茶園取材の番組が、見事にその瞬間をとらえていました。

この映像にはこの茶園の園主の斉藤さんはじめ、茶農家一同感動。実際に肉眼で益虫が害虫を食べているところを見るのは不可能です。

私たちの茶づくりは農薬を一切使いませんので、害虫を退治してくれる益虫もたくさん住みついているのです。てんとう虫やバッタ、くも、かまきり、こうろぎ、みみず、ちょうなどよく見かけます。自然の生態系を壊さずに栽培しているから、本当の自然のおいしさが生まれるのだな、と改めて思いました。
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