農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2021年3月
Diary:2
2021年03月26日
脱炭素化社会の実現に向けて、あらゆる分野でグリーンシフトが加速しています。

当会では、50年前から有機栽培という環境保全型農業を実践し、環境問題に取組んで参りましたが、ようやく後押しを受けられる時代になってきました。

もちろん環境問題には、今後も更なる取組みを行います。今は県内の食関連工場から出る残渣を堆肥化して茶畑に利用する、という地域資源の活用を強化中です。

さて、食の世界では、独自のグリーン基準の導入、商品パッケージのグリーン化(脱プラ化)、フードロス削減の取組み強化、アップサイクル食品の促進、などがテーマとなっています。

アップサイクル食品とは、廃棄されるはずの食材にひと工夫加えて生まれ変わった食品のこと。

今後、様々なアップサイクル食品が世の中の登場してきそうです。

家庭でできるアップサイクル食品、という訳で、今回は、茶殻を使った生ふりかけの写真の再登場です。

茶殻を刻んで、鰹節と醤油で和えるだけ。

ひと工夫加えて、おいしくて、栄養満点の食に、生まれ変わらせましょう!
2021年03月15日
写真は、県内の酒造メーカーさんから入手した酒粕です。

酒粕は、生きた酵母、各種アミノ酸、ビタミン、有機酸、食物繊維を含む酒粕は、昔から、健康増進に効果があると言われています。

酒粕を使った食べ物としては、甘酒、粕汁、わさび漬けなどがよく知られるところではないでしょうか。

昨今の健康ブームで、酒粕の栄養価が注目され、美肌やアンチエイジング効果も話題になっていますね!化粧品やサプリメントの原料にも使われています。

さて、当会の酒粕入手はもちろんお茶のため!

肥料資材として入手したものです。

酒かすは、食品としても、飼料、肥料としても江戸時代から利用されいます。

豊富な成分を含む酒粕は、直接植物の生育に働きかけるだけでなく、土の微生物層を豊かにし、土の有機物分解も期待でき、ボカシ肥の素材としても魅力的なのです。

農業利用としては高価なので、なかなか使えるものではありませんが、そこをなんとかしたいところ。

有機質の肥料資材の入手は、有機栽培の大きなテーマです。



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