農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2018年9月
Diary:2
2018年09月27日
写真はほんやまの有機茶園の茶畑です。葉の裏側に小さなアリたちが群がっていました。

何に群がっているのでしょう?

答えはアブラムシ。

アブラムシの排泄物の中には糖があるので、それをアリが集めて巣へ運ぶのだそうです。


玉露の茶畑にはクモが巣を張っていました。

農薬を使わない茶畑はいろんな虫たちと共存しています。

有機栽培の良いところはこのような生物多様性の尊重です。

生き物たちの豊かな個性のつながりは、すべて直接に、間接的に支え合って生きています。

人間も、支え合う生命のひとつでありたいものです。

そういう茶づくりをしています。

2018年09月18日
少し涼しくなり、秋めいてきました。

夏の疲れが出る頃でもあります。おいしいお茶で体調を整えて過ごしたいものです。

秋になるとあたたかいお茶がおいしいですね。お茶好きは「秋のお茶が好き」と言います。夏を越すと茶葉は熟成されてきます。だんだん味わい深くなってくるのです。

深みのある茶の味わいがお茶好きの方の好みに合うのでしょう。お茶をたくさん飲む人は、だんだん濃いめのお茶を好むようになってきます。

秋のお茶は濃いめにいれて楽しむにはピッタリの熟成が進んだ茶葉の状態。夏の疲れを癒すためにも濃いめのお茶は理にかなっています。

不思議なもので、季節、季節に合うお茶に、茶葉が変化しているのですね。体が求めるお茶になっているということでしょうか。

新茶の季節には、新茶の新鮮香(しんせんか)で5月病をふっとばし、秋には疲れをいやす味わい深いお茶。

自然の恵みはおもしろいものです。
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