農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2019年10月
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2019年10月18日
写真はほんやまの有機茶園。べにふうき品種の茶畑です。

俳句の世界ではカマキリは秋の季語として使われるそうですが、確かに深まりゆく秋を感じる今日この頃。

生物多様性を重視する有機栽培の茶畑にはいろんな虫が住んでいますが、なぜかカマキリはべにふうき品種の茶畑で見かけることが多いです。カマキリ好みの品種なのでしょうか?

さて、べにふうき緑茶といえば、メチル化カテキンを多く含むため花粉症やアレルギー対策のお茶として知られるお茶です。

11月頃から飲み始めると、花粉の季節がより楽になるという研究データもあるそうです。

べにふうき緑茶=花粉症、というイメージが強いのですが「花粉症ではないけれど、このお茶を好きで飲んでいる」という方もいらっしゃいます。

今、生産茶農家の斉藤さんと「ちょっと風変わりな楽しみのお茶として、おいしさを訴求していこうか」と考えているところです。
2019年10月07日
写真はりょうごうちの有機茶園。知る人ぞ知る銘茶産地です。彼岸花がきれいですね。

少し前にりょうごうちの茶園では改植を行いました。

新たに植えたのは「つゆひかり」という品種。静岡県の奨励品種に指定された品種です。

渋みが少なくすっきりとした甘さと特有な香り、水色がきれいな品種です。

早く飲みた~い!のですが、お茶の樹はまともに収穫できるまで成長に7年程かかります。長い年月大切に育ててようやく皆さんにお届けできるのです。

改植にあたりどの品種を植えるのかはいつも農家の悩みどころ。どんなお茶を作ったら皆さんに喜ばれるお茶ができるのか?10年先を考えての作業です。

こちらは養生煎茶に使われている「やぶきた」の茶畑と茶農家の岩崎さん。秋晴れの中イキイキと状態の良いお茶の樹の茶畑はとても気持ちの良いものです。
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