農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2016年5月
Diary:3
2016年05月30日
もう新茶はお召し上がりになりましたか?「新茶を飲むと一年間無病息災で過ごせる」という諺があります。勢いのある新芽のエネルギーをいただく新茶。新緑のこの時期に元気になれるような香りです。

当会の4地域産地のお茶は大きく分けると2つのタイプに分かれます。伝統本来の「普通蒸し系」と近代製法の「深蒸し系」です。

写真の上部が伝統本来の普通蒸し系。山吹色の水色が特徴です。

写真の下部が深蒸し系。濃い緑色の水色が特徴です。

収穫されたお茶の生葉は最初に蒸してから製茶されていきますが、この蒸す時間により完成するお茶の個性が大きく異なってくるのです。

更に「普通蒸し系」の中でも「ほんやまの煎茶」は20秒ほど。「りょうごうちの煎茶」は30~40秒ほど。

「深蒸し系」の中でも「深蒸し煎茶」は120秒ほど。「濃い蒸し煎茶」は160秒ほど。

このように地域産地により異なる製法がとられ当会では4つの個性をお届けしています。


昔ながらのお茶がお好きな方は「ほんやま煎茶」か「りょうごうち煎茶」をどうぞ!

深蒸し茶がお好きな方は「深蒸し煎茶」か「濃い蒸し煎茶」をどうぞ!








2016年05月16日
りょうごうちの有機茶園はただ今新茶真っ盛り。当会の中で一番収穫の時期が遅い茶園です。

写真は、収穫した茶葉が蒸し機から出てきたところ。コンベアで流れて次の工程に移っていきます。

日本の緑茶は「蒸し製法」。蒸すことで生葉の酵素発酵を止めて畑の緑をそのままお茶にしています。これは世界的にも珍しい製法です。

世界的にはウーロン茶や紅茶のように発酵させて作るお茶が多いのですが、鮮度を好む日本人は畑の緑の新鮮さを生かしたお茶を考えたのでしょうね。その緑の旬の香りが楽しめるお茶が「新茶」です。

今年の出来栄えも上々です。自然の霧が直射日光を遮りさわやかな香気が育る山のお茶をどうぞお楽しみください。
2016年05月09日
写真はほんやまの茶園のお茶刈り風景です。今は新茶真っ盛り。一生懸命収穫製造に励んでいます。

今年は全く霜の被害もなく順調に生育が進みました。特に今年は香気の良いお茶が採れています。「良かったね!」と言いながら、一気に生育が進んだ分、収穫は少し焦り気味。

1日でできる収穫製造量には限界がありますので、あとあと収穫する芽が伸びすぎてしまわないうちに収穫しなければなりません。

自然相手なので仕方のないことですが、この収穫時期に合間、合間に降る雨にもヤキモキしています。

葉が濡れていると、製造の最初の工程である「蒸し」がうまくできません。だから雨の日はお茶刈りができません、雨がやみ葉が乾いてから収穫して製茶します。


茶農家にって新茶どきは期待いっぱいのワクワクの時。でも心配のドキドキもいっぱいです。

※ほんやまの斉藤さんのお茶のファンの皆様へ/昨年は火災により大変ご迷惑とご心配をおかけいたしました。斉藤さんは元気に新茶に励んでいます。斉藤さんの最高級ランクの煎茶「せいふう」の出来栄えは抜群!今期は特に香気が強いです!
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