農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2014年12月
Diary:3
2014年12月22日
ほいろの和紙張りを行いました。ほいろとは手揉みをする台のこと。

見ての通り、ほんやまの斉藤さんが新しく作った新品のほいろです。大判の和紙は特注品。ほいろに和紙を張るのも技術。今はなかなか上手に張れる人も少ないそうです。

木の枠に和紙を張っていきますが、最後の仕上げはこんにゃくのりを使います。こんにゃく芋を茹でてミキサーにかけて加熱しながら湯で伸ばして作ります。

表面がツヤツヤにコーティングされ、その上でお茶を揉みます。

「いいほいろができた!お茶を揉むのが楽しみだな。」と斉藤さん。
このほいろで来年の新茶を揉む予定です。


2014年12月15日
早いもので今年も残りわずかとなりました。富士山もすっかり雪をかぶっています。年の瀬は何かとせわしないですね。風邪などひかないように気を付けましょう。

風邪といえば、予防には緑茶。茶どころでは昔から「風邪をひかないようにお茶をたくさん飲みなさい。」と言われてきました。緑茶はビタミンCが豊富な飲み物だからです。

近年では緑茶カテキンがインフルエンザの働きを弱めることも分かっています。

そして最新の研究結果では、緑茶カテキンと一番茶に多く含まれるテアニンという成分の組み合わせが、風邪やインフルエンザの予防に効果的であることがわかったそうです。

緑茶をたくさん飲んで、ビタミンCと緑茶カテキンとテアニンでご養生していただけたらと思います。

おすすめは「駿河天狗の養生煎茶」。ビタミンCは2倍で、一番茶100%だからテアニンも豊富。もちろん一番茶はカテキンも豊富。

何より「おいしい」ということがうれしい風邪&インフルエンザ対策です。
2014年12月01日
写真はゼットワンという品種で作った紅茶です。珍しい品種で、この品種を持っている茶園は少ないです。紅茶にするととても良いと評判の紅茶向きの品種です。

作り手の飯塚さんが県の品評会にこの品種の紅茶を出してみました。結果、上位入賞です。1位は手摘みの紅茶。その次の2位でした。機械刈りで2位ですから文句なしの上出来です。

当会の自慢は製造技術に加え、紅茶用の生葉の栽培技術にあります。5年ほど前から施肥設計を変えた土づくりで様々な試みをしてきましたが、品評会の結果はその成果と思います。

でもまだまだ紅茶は進化すると思います。
国産の紅茶づくりは、未解明な部分も多く無限の可能性を秘めています。
紅茶ファンの皆様、どうぞご期待ください。


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