農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2015年12月
Diary:1
2015年12月01日
早いもので師走ですね。これから年の瀬に向けあわただしくなって参ります。寒さも増して参りますのでどうぞご自愛くださいませ。

写真は秋整枝をして刈りそろえた茶畑です。今の時期はこのように濃い緑色の葉を付けています。この葉でたくさん光合成をして養分を作り蓄えているのです。これが来年の新茶の味に影響してきます。

この葉を来年の新芽のための「親葉」と言います。親葉が良い状態だと新茶に期待が持てますから、この時期の親葉の状態もとても気になるところです。この茶畑は大変良いですから楽しみです。

これから寒くなってくるとお茶の樹は休眠状態に入ります。冬は根にじっくり養分を蓄える時期なのです。寒いほどお茶の樹は休眠できますから根に養分が蓄えられます。だから寒い冬ほど春に芽吹く一番茶がおいしくなります。

いくつかの条件が重なりおいしいお茶が育まれます。そんなお茶のために良い条件を兼ね備えた伝統産地の味と香りをいつまでもお届けしたいと願います。
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