農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
ホームDiary2021年6月
2021年6月
Diary:2
2021年06月28日
今期の紅茶製造が終わりました。

紅茶を作っているのは、藤枝市すけむねの有機茶園。1977年からの紅茶製造歴の茶園です。「同じお茶の樹から紅茶も作れるのなら、作ってみたい!」と先代の園主が作り始めました。

紅茶は二番茶で作っています。まずは、収穫した生葉を敷き広げて萎凋(いちょう)させます。

萎凋とは、葉をしおれさせて水分を抜きながら酵素発酵を進める工程。

その後、揉んで発酵させます。

紅茶を発酵させるための発酵棚です。

「国産ならではの紅茶を作りたい!」という思いから、当会の紅茶は日本の緑茶を代表する品種「やぶきた」で作っています。

ぜひ、一度お試しくださいませ。
2021年06月14日
一番茶の収穫が終わった後に生えてくる遅れ芽(おくれめ)。

文字通り、遅れて生えてくる芽です。茶園管理では、一番茶の後この遅れ芽を刈り取り、茶の樹を整えます。

これもお茶になりますが、青番、刈り番、ならし番、など、地域のよって呼び方は様々です。

藤枝、やいなばの有機茶園では「青番」と呼んでいます。秋冬番よりも品質の良い青い(緑の)季節の番、という意味が込められているようです。

ほんやまの有機茶園では「ならし番」と言っています。茶畑をならす(整える)作業という意味からきているようです。

このように、農家の言葉というのは地域、地域で面白いものですが、新茶の時期にいつも思い出すのは、お客様にお茶をお届けする時の言葉。

お茶を出荷することを「お茶を旅に出す」と言っていたのは、やいなばの有機茶園の塚本さんの奥さん。

何とも人情味のあるお茶への愛情が伺えるその言い方がとても印象的でした。有機栽培で丹精込めて育てているからこそ、我が子を旅に出すような言葉になるのでしょうか

さて、これから草刈りも忙しくなる季節。


有機栽培は除草剤を使いませんので、茶園管理には手間がかかります。

手間をかけたお茶は、きっとひと味違います!






  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス