農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2017年05月16日

5月16日現在
ただ今、新茶真っ最中!
新茶の収穫製造は、今月後半がピークになりそうです。

すけむねの有機茶園
今週が終われば収穫は一段落できそうです。その後、仕上げに追われます。

やいなばの有機茶園
新茶真っ最中!毎日お茶刈りに励んでいます。体力勝負!


ほんやまの有機茶園
まだ半分も収穫されていません。 気合を入れて頑張っています!

りょうごうちの有機茶園
手摘みのお茶は出来上がりました。ようやくこれからメインの収穫製造に入ります。


季節の変わり目、この時期はやはり新茶!
今年はなかなか気温が上がらず芽伸びが遅れていますが品質は上々です!
この時期ならではの新緑の香りには他にはないすすがすがしさがあります。
新茶にはこれから成長する新芽のエネルギーがたっぷり!

皆さん、新茶を飲んで元気になりましょう!

2017年05月08日
写真はようやく新茶が始まったやいなばの有機茶園。茶農家の塚本さんのお茶刈り風景です。

例年より10日遅れの始まりです。天候不順の年は出来栄えが気になりますが今期も上々。塚本さんもはりきっています!

今年のように新茶が遅い年は、始まると一気に収穫です。製茶の合間に仕上げをして商品を作っていきますが、今週は収穫に追われることになりそうです。
お届けまでもうしばらくお待ちくださいませ。

同じ静岡県内でも地域産地により収穫時期が異なります。
こちらはりょうごうちの有機茶園。

芽伸びはまだまだ。収穫待ちです。りょうごうちの山のお茶は当会では一番新茶の収穫時期が遅い産地です。でも待つ甲斐のあるおいしいお茶の産地です。いつもは手摘みが終わっている頃ですが、今年は今週中旬に詰めるかどうか・・・。待ち遠しいです。

ほんやま産地の極みの新茶「せいふう」もどうぞお楽しみに!今期は甘みがのり一段とおいしいと思います!
2017年05月01日
2017年産の新茶。
今年は例年になく新茶が遅れています。4月に入ってからなかなか気温が上がらず芽の成長がゆっくり。大変お待たせしております。

静岡県下全体でも4月にはお茶刈り風景が見られませんでした。当会でもようやく新茶のご予約の受付けスタートですが、まだ本格的に収穫製造が始まっていません。待ち遠しい今年の新茶。その分おいしい新茶がいただけると思ってお待ちくださいませ。

新茶のご予約は随時受け付け中。お届時期が各地域茶園やお茶の種類によっても異なります。ご注意ください。

お届け可能日が異なる複数のお茶を一緒にご注文いただいた場合には、一番遅い新茶の発送日にまとめてのお届けとなります。

これから新緑の明るい季節です!新茶を飲んで元気になりましょう!
2017年04月24日
2017年産の新茶

今年の新茶は例年になく遅れております。
なかなか新芽が伸びてきません。

静岡は気温が低く桜も遅れましたが、新茶も遅れており茶農家の皆さんは「まだ茶畑が黒いよ」と言っています。

「黒い」というのは本当に黒いわけではなく、硬化した古葉の濃い緑色の茶の葉のこと。新芽が息吹いて成長してくると、茶畑が鮮やかな黄緑色の新芽色になってきます。その新芽の色は鮮やかで美しく、古葉が黒く見えてしまうほど。

「まだ茶畑が黒い」と言うのは「まだ新芽が伸びてきていない」という意味なのです。

芽はもう息吹いているのですが伸びていないとまだ茶畑全体は濃い緑色に見え「まだ黒い」「まだ結構黒い」という言い方になります。

新芽が伸びて茶畑全体が黄緑色に変わると「黄色くなった」と言います。

大雑把な色で呼ぶものです。

2017年04月03日
写真はこれから春ならしをする茶畑です。その後、新芽の息吹きを待ちます。両河内は新茶の時期が遅い地域。その分おいしい山のお茶がいただけます。

茶農家が集まると話題はやはり今年の新茶。今年は桜が8日ほど遅れていますが新茶もだいぶ遅れています。この後の気温や天候がどうなるか?そわそわ気になる今日この頃です。

この日は手揉みの練習で朝早く両河内に向かいましたが、山の道中は霧で真っ白。良いお茶ができるはず!の山の銘茶産地風景です。自然の山霧が直射日光を遮り育まれる味と香りは「適地適作」という言葉を改めて教えてくれます。

手揉みの勉強会も頑張っています!


栽培のみならず製茶の基本である手揉みの技術を身に付けて茶づくりに取り組む。作り手の姿勢は必ずお茶に表れると思います。
2017年03月13日
冬の間、お茶の樹は休眠状態。土から上の部分は成長せず土の中の根はじっくり養分を蓄えています。

茶葉は固く硬化し濃い緑色。


新茶に期待ができる大変良い状態です。

まだもう少し先になりますが今年の新茶も期待してくださいね!


ほんやまの有機茶園の斉藤さん。

有機で最高のお茶を作るために手揉みの練習も頑張っています!

2017年02月24日

茶業研究センターの研究成果発表会に行って参りました。



午前中は展示や試飲。



午後は研究発表会。


前半は「香り緑茶」と呼ばれる蒸し製緑茶の研究や、静岡抹茶の生産拡大、県内紅茶の特徴や県内有機茶農家の栽培状況などの研究発表が行われました。

後半には、夏季の干ばつの影響や液肥管理技術、病害虫やドローンを利用した茶園のストレス診断など。

茶業研究センターでは様々な研究がおこなわれています。

お茶は奥が深くて勉強することはたくさんありますね。こういった催しに出かけることも茶農家の勉強のひとつです。




 

 

2017年01月29日

今年の花粉症対策にべにふうき緑茶がおすすめです!



お客様の声を聞きますと「即効性があって助かっている」「マイボトルに詰めて出かけています!」など手放せない方も多いようです。

お茶で症状が楽になればうれしいですね! 約6割の方に何らかの改善の兆しが見られたという研究結果が出ているというお茶です。

べにふうきという品種に含まれるメチル化カテキンという成分がアレルギーを抑制してくれるのだそうです。

こまめに飲むことが大事!体内に常にメチル化カテキンがある状態を保ちます。

花粉症対策に、皆様のお役に立てれば幸いです。

2017年01月17日

今年初めての勉強会です。栽培技術を高めるために、有機茶を栽培する茶農家に声をかけて開催してきた勉強会ですが、今回は多くの茶園が集まりました。

写真は皆で茶畑の土壌を持ち寄り、栽培指導の講師に土の状態を見てもらっているところです。



当会のようなベテランとこれから有機茶の栽培に取り組む初心者との差は、土壌の質にも大きな差があります。
有機物がちゃんと分解されている土、そうでない土、比較してみるとよくわかります。

好ましい土壌のあり方を学び、そういう土壌を作るにはどうしたら良いのか?基本は土です!

朝からみっちり1日の勉強会。皆さんお疲れ様でした!

 

 

2017年01月04日
写真は駿河湾と元旦の富士山です。

あたたかくのどかな元旦でした。お正月はおいしいお茶をいただきながら、今年はどんな年になるか期待を持ちつつのんびりしたいもの。

ところが年が明けるといつもすぐ新茶シーズンが来てしまうような気がしています。

年明け早々には有機茶栽培の勉強会があり、これから新茶までの間の茶畑の管理を考えます。あーでもない、こーでもないと新茶前にやるべきことを進めているとあっという間に新茶の季節。今年もそんなふうに過ぎていく気がしています。

今年もおいしいお茶をお届けできますように!
年明けから新茶まで、その願いが続きます。
2016年12月29日

年の瀬も迫ってまりました。柚子の木と茶畑の写真はりょうごうちの有機茶園です。

今の時期の茶畑は濃い緑色をしています。これは「親葉」と言ってたっぷり光合成をして成分を作り、来年芽吹く新茶のおいしさの源となります。 茶の樹の状態はとても良好!来年のお茶も期待が持てます!

明るい希望を確認して、いよいよ年越しです。あわただしい毎日が続きますが、皆さんもどうぞご自愛の上、良い年末年始をお迎えくださいませ。

2016年11月21日
静岡有機茶農家の会では定期的に手揉みの練習を行っています。

手揉みの練習の日は1日がかり。朝早くから集まり準備を始めます。

写真は、ほいろを運び準備しているところです。

1つのほいろで使う生葉2.5kg。それが500gくらいの乾燥茶葉になるまでいくつかの工程を経て揉み上げていきます。

上手に揉めるようになるまでにはとにかく練習が大事。手を休めないこと。ひたすら練習です。いつか有機栽培の最高の手揉み茶をお届けできる日を夢見て修業に励んでいます。
2016年11月07日
秋は様々なお茶のイベントが目白押しです。先月の終わりは世界お茶まつり。11月5~6日は「駿府本山秋のお茶まつり」が開催されていました。

駿府公園内の茶室で本山茶農家のお茶をお菓子付き1席300円で楽しめる企画。農家の皆さんが自慢のお茶を持ち寄り丁寧にお茶をいれくれます。

このイベントに当会の本山(ほんやま)の有機茶園の斉藤さんも参加。自慢の「手摘み玉露」をふるまいました。そろそろ熟成された玉露がおいしい季節です。

秋はお茶がおいしい季節。たまにはゆっくり上級茶を楽しむのもいいですね!

深い味わいと有機栽培ならではの口あたりの良さ。ミネラル主体の施肥管理をしており香気も抜群です。

駿府公園は秋晴れのお天気。大道芸イベントの真っ最中でにぎわっていました。
2016年11月02日

10月27~30日にかけて開催された世界お茶まつり。写真は富士市の手揉み保存会自慢の「天下一」という手揉み製法の茶葉です。

会場には国内外のいろんなお茶が集まる他、セミナーやお茶イベントが盛りだくさんです。

↑これは「黄金みどり」という黄色い新芽の品種です。黄色いお茶の葉が生えてくるなんで珍しい話題の品種です。突然変異だそうですよ。水色もきれいな黄金色でした。


茶農家の皆さんも熱心にいろんなお茶を試飲。皆で感想を言いながら試飲するのは楽しいですね。たくさんお茶を飲んだ1日でした。

2016年09月29日

茶畑の畝間(うねま)にまかれている茶色の粉がわかりますでしょうか?前日にまいたオリジナルの肥料です。

なたね粕、魚粕、醤油粕、乾燥おからなどなど良いものをたくさん配合して発酵させたものです。

有機農業は肥料資材の入手が大変です。環境を考えた有機農業を実践している当会では、食品工場から出る残差など、長年にわたりコツコツ入手先を探してきました。

今では充実の抜群の肥料資材の入手が実現しています。なんといってもこれがおいしさのヒミツです! 買ってくる肥料とは違い手間がかかります。でも良いお茶を作るためなら良いものを使いたいもの。

一生懸命茶栽培に取り組んでおります!


りょうごうちの有機茶園の茶工場前の柿の木です。秋ですね!


山の茶畑には彼岸花。山の茶園は四季折々の表情を見せてくれます。

2016年09月04日

 

「駿河天狗の養生煎茶」の動画ができました!


コチラのページでご覧ください。

 茶づくりに向かう農家の姿勢を感じていただけたら幸いです。


有機茶栽培の勉強会
先日行われた有機茶の栽培技術勉強会。全国の有機系茶園の茶農家仲間が集合。


写真は各茶園の土壌を見ているところ。有機物がちゃんと分解されている土壌になっているかをチェック。


おいしいお茶はまずは何より土づくりから。今回はあえて基本に立ち戻り茶づくりを考えました。やっぱり基礎は大事です。基本に立ち戻ることで新しい気付きができたり、目からウロコだったり・・・。

おいしいお茶を作るために真剣に取り組んでいる勉強会です。

2016年07月10日

いよいよ販売再開!

そして、お知らせです!「駿河天狗の養生煎茶」の動画ができました!


コチラのページでご覧ください。

40年の有機栽培歴、20年の勉強会成果のお茶の背景がご覧ただけます。茶づくりに向かう農家の姿勢を感じていただけたら幸いです。

養生煎茶は夏にもおすすめ! お客様のお声を聞くと「急須でいれて冷ますのがおいしい!」とおっしゃいます。皆さん6~8煎くらいをいれて作りためて冷まして冷やしているそうです。

「朝、作っておいたら孫が来て全部飲まれちゃった!」「お前、お茶が好きなのか?」「おじいちゃん。このお茶おいしいよ」というエピソードもいただきました!

「テレビで水でいれる方法をやっていてね。このお茶でいれたら本当においしかった!」とのお声も。急須に小さじ3杯のたっぷりの茶葉をれ、100mlの比較的少量の水を注ぎます。5分待ってからグラスに注ぎます。

緑茶は夏バテ防止にもおすすめの飲み物です。これからの季節、養生煎茶でどうぞご自愛くださいませ。

2016年06月17日
金色透明(きんしょくとうめい)の玉露です。

玉露と言えば通常は濃い水色を思い浮かべると思います。玉露は遮光をして直射日光を遮り育てます。そのため茶の樹は光合成をしようと爆発的にクロロフィルを増やします。

ですから玉露の生葉は濃い緑色をしており作られたお茶の水色は濃いのが通常です。

ところが当会の玉露の水色はうすい色です。でもしっかりと濃厚な甘みや味わいがあります。

昔から理想の茶の色は「金色透明」と言われ、薄い水色で味や香りが濃いお茶です。これを有機栽培で実現!というより、有機栽培でなければできないのかもしれません。

水色が薄いということは茶の葉のセルロース(繊維質)がしっかりできているということです。だから水色が出ない。またセルロースがしっかりしているということは病害虫に強い葉になっているということ。葉のセルロースがしっかりできて害虫から葉を守ります。

なおかつ葉の中に豊富な成分がふくまれた細胞がしっかり作られて薄い水色で濃厚な味わいのお茶ができます。

一般的に玉露は化学肥料を多く使い被覆をして甘く柔らかい葉を育てます。セルロースは少なく病害虫に弱いため農薬も多く使われます。

そのような栽培とは根本的に考え方の違う当会の有機玉露。30年以上の年月を経て、ようやく「金色透明」の水色で濃厚で甘美な味わいの玉露をお届けできる品質になっております。
2016年05月30日
もう新茶はお召し上がりになりましたか?「新茶を飲むと一年間無病息災で過ごせる」という諺があります。勢いのある新芽のエネルギーをいただく新茶。新緑のこの時期に元気になれるような香りです。

当会の4地域産地のお茶は大きく分けると2つのタイプに分かれます。伝統本来の「普通蒸し系」と近代製法の「深蒸し系」です。

写真の上部が伝統本来の普通蒸し系。山吹色の水色が特徴です。

写真の下部が深蒸し系。濃い緑色の水色が特徴です。

収穫されたお茶の生葉は最初に蒸してから製茶されていきますが、この蒸す時間により完成するお茶の個性が大きく異なってくるのです。

更に「普通蒸し系」の中でも「ほんやまの煎茶」は20秒ほど。「りょうごうちの煎茶」は30~40秒ほど。

「深蒸し系」の中でも「深蒸し煎茶」は120秒ほど。「濃い蒸し煎茶」は160秒ほど。

このように地域産地により異なる製法がとられ当会では4つの個性をお届けしています。


昔ながらのお茶がお好きな方は「ほんやま煎茶」か「りょうごうち煎茶」をどうぞ!

深蒸し茶がお好きな方は「深蒸し煎茶」か「濃い蒸し煎茶」をどうぞ!








2016年05月16日
りょうごうちの有機茶園はただ今新茶真っ盛り。当会の中で一番収穫の時期が遅い茶園です。

写真は、収穫した茶葉が蒸し機から出てきたところ。コンベアで流れて次の工程に移っていきます。

日本の緑茶は「蒸し製法」。蒸すことで生葉の酵素発酵を止めて畑の緑をそのままお茶にしています。これは世界的にも珍しい製法です。

世界的にはウーロン茶や紅茶のように発酵させて作るお茶が多いのですが、鮮度を好む日本人は畑の緑の新鮮さを生かしたお茶を考えたのでしょうね。その緑の旬の香りが楽しめるお茶が「新茶」です。

今年の出来栄えも上々です。自然の霧が直射日光を遮りさわやかな香気が育る山のお茶をどうぞお楽しみください。
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