農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
ホームDiary
Diary
Diary:290
«前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ... 15 次のページ»
2019年02月09日
両河内の有機茶園にご来園のセシルさん。フランスからのお客様です。

セシルさんはお茶のイベンター。当会のお茶を使いフランスでお茶のイベントを開催予定です。熱心に視察されていきました。

お茶の試飲をしながら写真撮影をしているところ。ノートには山の茶畑で摘んだお茶の葉っぱを品種別に貼りつけていました。

山の定食屋さんで昼食中もずっとお茶の話しです。実はここのラーメンは茶農家の皆さんの大好物。セシルさんにもおすすめしました。

余談ですが、日本茶好きの海外の方は皆さんお箸の使い方が上手です。日本食や日本文化もとてもよく勉強されており、私たちの方が感心してしまいます。

まだまだ日本のお茶がフランスの一般家庭で飲まれることは少ないようですが、興味を持ってくださる方は増えてきているようです。

セシルさんのお茶イベント。どのようなイベントになるのか楽しみです。
2019年01月29日
ほんやまの有機茶園のイノシシ被害が深刻です。
山の上の茶畑に何か所もこのような穴が・・・。お茶の樹も根こそぎ掘られて散らばっていたり、今回は今までにない被害状況。

茶農家の斉藤さんも「ひどいなあ~」とがっかりしながら見回り。

これまでいろんな対策を講じてきましたが、何をやってもキリがなく、今は畑のまわりに柵を作っています。山の茶畑に柵をまわすのも大変な作業ですが、同時に穴だらけの茶畑のメンテナンスも大変です。

イノシシは鼻で土を掘るのだそうです。奥深くまで掘られてしまいます。有機質の肥料で管理された土壌はイノシシ好みの良い匂いがするのでしょうね。ミミズもたくさんいますし・・・。

今年は例年の3倍の被害、と言っていましたが、今回は輪をかけての被害です。

夜の見回りもしているのですが、イノシシは人間がいないときにやりたい放題。

これからメゲずに根気よく茶畑を直していきます。自然と向き合いおいしいお茶を作るのは本当に大変です。
2019年01月13日
写真はりょうごうちの有機茶園。お茶の樹は休眠して根にじっくりと養分を蓄える季節。
お茶の葉は濃い緑色をしていて落ち着いた雰囲気です。

一見、穏やかな茶畑風景ですが、困っているのはイノシシ被害。

この写真はイノシシが荒らした跡。ボコボコに耕したようになってしまっています。

有機質の肥料を使っている有機の土壌はイノシシにとって良い匂い。ミミズもたくさんいるので掘られてしまいます。

今年は例年よりたくさんイノシシが出ています。茶畑をガタガタに荒らすのでメンテナンスが大変です。山の茶畑は品質の良いお茶が採れますが害獣が厄介なのです。

そして、これはカモシカの糞。山の茶畑にはカモシカもやってきます。天然記念物のカモシカは珍しいというイメージがありますが、茶農家にとってはぜんぜん珍しくない動物です。

その他、リス、たぬき、はくびしん、ウサギ、キツネ、さる、クマなど、茶畑のまわりにはいろんな動物が住んでいます。


2019年01月02日
2019年がスタートしました!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年はどんな年になるでしょうか?当会では昨年は海外へ有機茶をPR。日本のお茶に興味を持ってくださる多くの方々接することができ、日本のお茶もこれからもっと国際的な飲み物になっていくのだろなあ、と実感。

伝統の茶づくりを守っていくためには海外にもお茶ファンを広めていかねば難しいようです。残念ながら、日本茶の国内消費は右肩下がり。でも茶農家の皆さんは「日本人に飲んで欲しい。」という気持ちが強いです。

これからの「世界に向けたお茶づくり」を通じて、新しい日本茶品質を打ち出していければと思います。

1月には欧州からお客様がご来園予定。どのような反応を示すのか?どのようなことに興味を示すのか?楽しみです。







2018年12月03日
写真は、りょうごうちの有機茶園の茶畑の中に作られた鳥の巣です。農薬を使用せず有機質の肥料のみで栽培している茶畑には、虫や鳥がたくさんやって来ます。

静岡有機茶農家の会では、自然環境と生物多様性を本気で考えて有機栽培に取り組んできました。ですから全ての茶畑が有機栽培です。茶農家の皆さんには「自分の作るお茶には農薬や化学肥料を一切使用しない」と心に決めて取り組んできた歴史があります。

そんな中「文化的景観賞に応募してみないか?」とユネスコの事務局から声がかかりました。今年の10月、ユネスコでお茶のイベントを行った時のことです。

ユネスコには、文化的景観の保護と管理に関する国際賞があるそうです。日本からの応募が少ないので、是非応募して欲しいとのことでした。

景観とは、自然の素晴らしい風景のことだけではありません。人と自然の関わりも意味します。

伝統的な土地を通じて、豊かな生物学的、文化的、農業的多様性を維持することの重要性を示す賞であり、当会の取組みはそれにあてはまるとのこと。

さて、どうなるでしょう?
改めて詳しい情報が入ってくるのを待っているところです。
2018年11月18日
この秋の欧州プロモーションで、フランスとドイツで人気だったお茶を紹介します。

なんといっても「駿河天狗の養生煎茶」。アンケートでは、まろやか、おいしい、と言う声が多かったそうです。多くの方に試飲していただきましたが、飲んで納得、のお客様の様子をまのあたりにできたのはうれしかったです。自信を持てます。

それから、ほんやまの有機茶園の品種茶。交配から取り組んで作ったオリジナル品種です。N-25という番号だけで名前も付けていない品種です。このお茶はプロの方に好評でした。ほんやま産の特徴が引き出されているような特徴のある味わいです。

有機栽培・オリジナル品種茶N-25

せっかくなのでこのオンラインショップにも登場させました。ご興味のある方はぜひお試しくださいませ。こういうお茶は契約栽培的に作ったり販売したりしますので、通常では入手しにくいお茶です。

意外だったのはミント緑茶。なぜこんなに人気なのかよくわかりません。緑茶を飲みなれていない海外の方にはこのようなフレーバーティーが良いのかもしれませんね。
ミント緑茶は、このオンラインショップで間もなく登場します.
お楽しみに!
2018年11月12日
2年に一度フランスで開催される食の展示会SEAL(シアル)。

今期は有機茶の欧州プロモーションに参加。シアルのBioブースでも有機茶のPRを行いました。

壁のパネルは、当会のりょうごうちの有機茶園の茶畑風景です。

この風景が大人気!でした。

ユネスコ元事務局長の松浦氏もブースにお立ち寄りくださいました。今回のプロモーション企画を応援してくださっています。

私たちはこれまで日本でもこのような展示会に参加したことはありません。でも何事もトライですね。世界には、同じ価値感を共有できる方々がいることを実感できました。

今期はこのような機会を与えられとても勉強になりました。来期は、今まで以上に国内に目を向けて、皆様とおいしいお茶を楽しむ世界を築いていきたいと思います。



2018年11月05日
今期は「有機茶の欧州プロモーション」企画に参加。フランスがメインのスケジュールの中、1日だけドイツでのプロモーションがありました。

会場はウォルドーフ・アストリアホテル。さすが5つ星ホテルだけあり、とても良い雰囲気の中でお茶の紹介ができました。

夕方から開催されたお茶会でしたが、この日は朝からあちこちを訪問し私たちは既にお疲れモード。でも、素敵な会場とお客様にテンションが上がり、疲れもどこかに吹っ飛んでしまいました。

お客様が興味深々に楽しそうに試飲してくださるので、こちらも一生懸命になってしまいます。

というわけで、私たちにとってはじめてのベルリンは好印象の場所となりました。


養生煎茶はベルリンでも好評で自信が持てました。

「日本の有機茶はおいしくない」と言っていたお客様が「おいしい!」と言ってくれたのもうれしかったです。

このようにお茶を通じていろんな方にお会いできるのも茶づくりの醍醐味です。



2018年10月26日

日仏友好160周年を記念してパリで開催中のジャポニズム2018。この秋かれあ来年の春にかけての長期間に渡り、パリのあちらこちらで日本文化の紹介イベントが行われています。

その一環のイベントに参加して参りました。会場はユネスコ本部。

有機茶を紹介したいとの企画側の強い要望で実現!



自慢の有機煎茶をふるまう他、世界初の有機認証茶の手揉み実演も行いました。




元ユネスコ事務局長の松浦晃一郎氏も有機茶コーナにお立ち寄りくださいました!

お茶はとても好評でした!この日はユネスコ加盟国の皆さんにお茶をふるまいましたが、どなたも興味を持って試飲してくださり、うれしい1日となりました。

 

2018年10月15日
今期は有機茶の欧州プロモーションに参加しています。

写真はユネスコで開催されるイベントの当会の紹介ページです。

今年は日仏友好160周記念。パリでは日本文化を紹介するジャポニズム2018というイベントが長期に渡り開催。その一環でユネスコで開催される「クリエイティブな日本への旅展」に参加です。

有機茶の試飲サービスに加えて、手揉み茶の実演も行って参ります!

静岡有機茶農家の会ならではのナント!世界初の有機茶の手揉み実演です。

翌日からは、輸出に向けたプロモーション。見込み客様との商談や食品展示会にも参加します。

今回のように輸出を目指したプロモーションへの参加は初めてです。海外にお茶のファンが作れますように!

というわけで、大変ご迷惑をおかけいたしますが、10月3週のお届けはお休みさせていただきます。

何卒ご理解ご了承をお願い申し上げます。

頑張ってきます!




2018年09月27日
写真はほんやまの有機茶園の茶畑です。葉の裏側に小さなアリたちが群がっていました。

何に群がっているのでしょう?

答えはアブラムシ。

アブラムシの排泄物の中には糖があるので、それをアリが集めて巣へ運ぶのだそうです。


玉露の茶畑にはクモが巣を張っていました。

農薬を使わない茶畑はいろんな虫たちと共存しています。

有機栽培の良いところはこのような生物多様性の尊重です。

生き物たちの豊かな個性のつながりは、すべて直接に、間接的に支え合って生きています。

人間も、支え合う生命のひとつでありたいものです。

そういう茶づくりをしています。

2018年09月18日
少し涼しくなり、秋めいてきました。

夏の疲れが出る頃でもあります。おいしいお茶で体調を整えて過ごしたいものです。

秋になるとあたたかいお茶がおいしいですね。お茶好きは「秋のお茶が好き」と言います。夏を越すと茶葉は熟成されてきます。だんだん味わい深くなってくるのです。

深みのある茶の味わいがお茶好きの方の好みに合うのでしょう。お茶をたくさん飲む人は、だんだん濃いめのお茶を好むようになってきます。

秋のお茶は濃いめにいれて楽しむにはピッタリの熟成が進んだ茶葉の状態。夏の疲れを癒すためにも濃いめのお茶は理にかなっています。

不思議なもので、季節、季節に合うお茶に、茶葉が変化しているのですね。体が求めるお茶になっているということでしょうか。

新茶の季節には、新茶の新鮮香(しんせんか)で5月病をふっとばし、秋には疲れをいやす味わい深いお茶。

自然の恵みはおもしろいものです。
2018年08月18日
急須でいれる氷水出しの煎茶です。
夏においしい冷たいお茶を急須でいれてみませんか?

(1)5gの茶葉を急須にいれます。

(2)100mlの水をいれます。

(3)氷をいれます。


(4)2分おいてグラスに注ぎます。

キリっと冷たいお茶が完成。
おいしいですよ!

ガラスのティーポットでいれても。
涼しげです。

ぜひお試しください。
2018年07月31日
欧州有機茶プロモーションに参加。ロンドンに行って参りました。
ロンドン担当はすけむねの有機茶園の飯塚さん。

マルギャラリーにて、午前中は一般のお客様相手にリサーチを兼ねた試飲会を行いました。いれ方を変えるだけで随分人気度に変化が表れました。ロンドンの方の好みを探る良い機会でした。

午後は招待客のみ。写真のお客様は有名ホテルのレストランだそうです。

翌日は茶業関係者を何軒かまわりました。こちらは個人経営のお茶の小売り屋さん。やはりプロの方のコメントは気になるところ。でも評価はバッチリ。養生煎茶を「なんて奥行きのある味わいなんだ!」と驚いた顔で気に入ってくださっていました。

当会のお茶を是非欧州へ!というリクエストに応じての今回のプロモーション参加。「本当においしい!」という皆さんの声をいただけてうれしかったです。同時に様々な課題も見えてきました。

10月にはフランスでのプロモーションが予定されています。
2018年07月22日
ザンビアから政府の研究機関のエリート3名がご来静。
視察といっても今回は茶園ではなく、私たちが有機農業に使用している肥料の一部の視察です。

当会の有機栽培指導の専門家がザンビアで農業指導を行っている関係で、静岡県下の肥料資材の工場視察に協力。

写真は平金産業さんの視察風景です。おもに魚粕を原料とした肥料を作っている会社ですが、堆肥の製造も行っています。

ザンビアの皆さん目が釘付け。自動で肥料を包装してコンテナに並べるマシン。

お座敷の打合せ室の様子です。肥料を使った野菜が試食できるといいなあ、と話していたら平金産業さんが「今これしかありませんが・・・。ウチの肥料を使って育てたものです。」と茹でた枝豆を出してくれました。

ザンビアの皆さんは初枝豆!「おいしい!」と、とても気に入っていました。そのうちザンビアでも枝豆栽培が始まるかも(?)。

有機農業は、地域の資源を活用する循環型農業です。なたね粕、醤油粕、魚粕などの産業廃棄物をいかに利用するか。

ザンビアの有機農業の基準を整備するにあたり、興味深い視察となったようです。


2018年07月01日
この勉強会は、当会が全国の有機茶農家に呼びかけて始めたものです。
静岡をはじめ、三重、奈良、京都、九州から生産茶農家が集まりました。

まずは今年収穫の一番茶を持ち寄り皆で試飲しました。

今年は九州や関西地方では天候の影響を大きく受けました。

九州では早くから気温が上がりすぎ、新芽が急速に成長してしまい香りや味が薄い傾向。
関西地域では例年にない寒波の影響を受けました。

そんなこともあり心配していたのですが、勉強会仲間の品質はまずまずで安心。

有機栽培は、一般の栽培より天候不順に影響されにくいのが強みです。ただし、技術があれば、ですが。

それから、来年の一番茶のための栽培管理に向けて、土壌分析結果を検証しながら専門家のアドバイスを受けました。毎年恒例の地道な積み重ねです。

次に、客層を広げていくためには新しい味覚も必要、という話しから、今回は品種茶に注目が集まりました。

日本のお茶の7割以上が「やぶきた」品種ですが、だんだんやぶきたが時代の味にそぐわなくなってきているのかもしれない。そんな話題にもなりました。

品種による様々な特性を生かした茶づくりが、今後のテーマになりそうです。
2018年06月11日

「荒茶」とは、商品に仕上げる前の原料茶のこと。茶畑で収穫した生葉は蒸された後に乾燥させながら揉まれ「荒茶」が作られます。(製茶工程)

「仕上げ茶」とは、商品のお茶のこと。荒茶を選別したり、大きさを整えたり、最終火入れをして「仕上げ茶」が完成します。(仕上げ工程)

お茶の製造工程はこのように2段階に分かれます。

写真は、5月に収穫した一番茶の荒茶です。 機械から乾燥した茶葉がバサバサっと出てきたものを茶箱に受けた状態です。

収穫して作った荒茶をすぐに仕上げたものが新茶として出荷されます。すぐに出荷しない分は荒茶の状態で包装して冷蔵庫に保管します。

翌年の収穫までの間、商品を作るための原料として保管されるわけです。

仕上げ茶が無くなったら、冷蔵庫から荒茶を出して仕上げる(商品を作る)、の繰り返し。茶農家が「作らないとお茶がないっ」と言っている時には、仕上げ茶が無くなってしまい焦っている時ですねえ。

当会のような自園茶は栽培からの一貫生産。ここがお茶屋さんのお茶と違うところですが、一年間、茶畑の世話をしながらお茶も仕上げて、毎日やることがたくさんです。

おいしいワインは良いぶどうから、と言いますがお茶も同様。おいしいお茶は良い生葉栽培が決めて手です。

栽培に力を入れているからひと味違う!と言っていただけるように頑張っています!

※関連商品
荒茶あおば

2018年05月17日
茶農家の皆さん、2018年産の新茶の仕上げと出荷に追われている時期。

写真の手前が「荒茶」です。奥が「仕上げ茶」です。

手前の荒茶には茎の部分(白い棒)が入っていますが、奥の仕上げ茶の写真は茎部が選別され取り除かれているのがわかりますか?

お茶の製造は「製茶工程」と「仕上げ工程」の2段階に分けられます。

原料茶と呼ばれる荒茶までを作る「製茶工程」と、その荒茶を商品に仕上げる「仕上げ工程」です。

仕上げ工程では、茶の茎部を取り除いたり、大きさを揃える選別をしたりした後に、最終的な火入れをして商品のお茶にします。

ちなみに、お茶屋さんは写真手前の状態で茶葉を購入し、それを仕上げて茶商品にしています。日本のほとんどのお茶が栽培する農家と商品化するメーカーに分業化されているわけです。

当会のような栽培からの一貫生産は、とても希少な茶づくりスタイルなのです。

このようなお茶は、自園茶(じえんちゃ)、自園自製(じえんじせい)などと呼ばれています。
自園、自家栽培、自家製造茶の略ですね。

ワインで言えば、メーカーワインとは異なり、ぶどう畑とワイン醸造所を持つ元詰めワイン。シャトーワインと呼ばれるものと同じ一貫生産というわけです。

作り手の個性が光ります!






2018年05月15日

写真は今年の玉露の手摘みの様子です。

玉露と言えば緑色の水色(ずいしょく)のお茶を思い浮かべますが、この玉露はちょっと違います。水色は薄く金色透明(きんしょくとうめい)。

被覆栽培により遮光して育った芽は光合成をしようと爆発的にクロロフィルを増やし緑色の濃いお茶ができ上がります。ところがこの玉露はより遮光率を高めて芽を育てているためクロロフィルは減少、またセルロース(葉の繊維質)もしっかり育て上げられているため水色が出にくいことが考えられます。

葉の細胞とセルロースの両方が豊富なお茶の葉は理想的です。



成分も豊富なため味わいもしっかりあり、なおかつ水色が出にくい。理想の茶の色と言われる金色透明のお茶になります。

一般的な玉露は、化学肥料が多使用されその分農薬も多く使われます。 植物の生命活動である光合成を妨げてしまうために、玉露の栽培方法は非常にお茶の樹を痛めます。樹は弱ってしまうので、たくさん化学肥料が投与されるわけです。

それを有機栽培で、化学肥料も農薬も使用せずに育て上げるのは至難の技。よっぽど強くて丈夫な茶の樹を育てなければできません。 セルロースがしっかりしていると害虫被害に遭いにくくなります。

農薬を使わない分セルロースの育成も大事なことなのです。それができているからこその金色透明の玉露「すいめい」。

いよいよ2018年産が仕上がって参りました!



2018年05月06日
りょうごうちの有機茶園。お天気も良く今日は一家でお茶刈りです。

4人で効率良く作業を進めています。親父の光雄さんと長男はお茶刈りの係り。

長男のお嫁さんはお茶刈り機で刈られた茶の葉が入る袋を持つ係り。

お母さんはお茶刈り機からはずした袋(収穫された生葉が入っています)をトラックで回収する歩道まで運ぶ係。


孫のそら君は、湧水の水溜でヤゴを採って遊んでいました。


美しい新芽の茶畑。りょうごうちの有機茶園の新茶の収穫は始まったばかりです。

今年も山奥からおいしいお茶をお届します!

«前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ... 15 次のページ»
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス