農薬や化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い生葉栽培の研究
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2018年04月17日
手摘みをした新芽です。丁寧に良い芽だけを摘みました。きれいです!

この日は手揉み茶用のお茶の手摘み。手揉みのお茶は「自然仕立て」という特別な栽培方法で育てます。茶の樹を自然に伸ばし芽数を少なく育てる高級な栽培方法です。
芽数が少ない分、味も香りも凝縮されたような内容の濃い生葉ができます。


朝6:00から12:30まで4~5人で摘み7キロほどしか生葉を収穫できませんでした。年々、摘み手さんが少なくなる中、摘み手を確保できない日もあります。この日は手揉み仲間が集まり少人数でお茶摘みとなりました。

昼食後から、生葉を蒸し始めました。手揉み用のお茶は「まんぱち」という蒸し器で蒸します。

蒸し始めてから香りが変わったところで(この日は18秒)一度フタを開けて生葉をかきまわし、またフタをして20秒ほどで蒸し終わり。蒸した生葉は冷却します。

それから、この日に手揉みを行う生葉と、冷凍保管しておく生葉に分けました。

さて、ほいろを使い手揉み開始です。

この日は中上げという段階まで仕上げて終了。早朝の手摘みから12時間半、ずっと立ち仕事で体力と集中力も限界。

今週はこのような手揉み茶用の原料葉作り。来週あたりから一部お茶刈りが始まりそうです。
2018年04月09日
写真はほんやまの有機茶園。4/8の新芽の様子です。

今年は桜が早かったので、新茶も早く迎えている地域産地が多いようですが、ほんやまの茶園はほぼ例年なみ。順調に新芽が息吹いています。

この時期は天候が気になります。あたたかい日が続いていますが、冷え込む日があったりすると遅霜に遭わないか心配になります。

収穫の直前には雨が気になります。直前に雨が続くと香りや味わいが薄くなってしまうのです。それに、ほんやまの茶園では雨の翌日には茶畑に入らないという土壌管理をしています。

やきもきしながらも、やはり新茶の収穫は楽しみです。新茶シーズンの茶農家の皆さんの気合はすごいですよ!栽培からの一貫生産の自園茶ですから、朝からお茶を刈り、夕方から夜中まで茶工場でお茶を揉むような日が連日です。

無理をしないでね!と言いたいところですが、無理をしてでも適期に摘採して良いお茶を作りたいと思ってしまうし、無理をしてでも品質重視!と頑張ってもらうしかありません。

近々、新茶の紹介をUPします。どうぞお楽しみに!

2018年03月28日

30gの粉末煎茶商品ができました!
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 横9cm×縦14.5cmの携帯しやすいサイズです。

緑茶は食あたりを防いでくれたり、ウイルスから守ってくれたり、解毒作用もありますから旅行中こそ体調を整えるお友におすすめです。

粉末煎茶はまるごといただくことでクロロフィルや食物繊維、不溶性のビタミンAやEも摂取できますから、外食続きの旅行中の味方。

ミネラルウォーターに粉末煎茶を入れてシャカシャカ振れば、体を守るお茶の出来上がり。

煎茶には血管の老化を防ぐエピガロカテキンガレートが豊富に含まれています。粉末でまるごといただくことで効率良く摂取できるとテレビで紹介され注目を集めました。

茶農家の皆さんは普段は急須でいれたお茶を飲んでいますが、出張や旅行には粉末煎茶を持ち歩いています。


いつでもどこでも緑茶です!

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2018年02月17日

花粉症でお悩みの方に「べにふうき緑茶」がおすすめです。

今年は気象の影響で花粉の飛散開始が遅れていますが、神奈川や西日本の一部でスギ花粉の飛散開始。いよいよ花粉シーズンのスタート。

2月下旬から3月にかけては東日本や西日本では平年並みか高くなる予想のため、北陸でも飛散開始となる見込み。

ぜひおいしい「べにふうき緑茶」で花粉症対策を!

お客様からは「薬を飲まなくてすむので助かっている」という声もいただいております。

効果には個人差があるようですが、自然のお茶で改善できるならこんなにうれしいことはありません。

有機栽培だから安心。試してみる価値があると思います!

当会の「べにふうき緑茶」で効果を感じられましたら、メールをいただけるとうれしいです!

どのように飲まれていたかなどぜひ教えてください。

お求めはコチラからどうぞ!

2018年02月12日
医師が実践しているインフルエンザ対策がテレビで放映され、茶農家の奥さんとその内容で盛り上がりました。

私たちが以前から行っている方法が紹介されていたからです。

それは、緑茶を飲むこと!カテキンが豊富ですから煎茶がおすすめです。

昔から「風邪の予防に緑茶」と言われてきましたが、お茶のカテキンには抗ウイルス作用があり、インフルエンザにも有効であることがわかっています。

テレビ番組での医師の話しによると、「インフルエンザウイルスはのどの粘膜などに付着するため、カテキンを含んだお茶を飲むことで、ウイルスの増殖を抑え、胃に運ばれ胃酸によって死滅する」とのことでした。

この医師は患者の診察が終わるたびにお茶を飲んでいるそうですが、なるほど!納得です。

私たちが皆さんにおすすめしたいのは外出時にもお茶を持ち歩き、時おり「グビっ」と飲むことです!

バスの中、電車の中でも時おり「グビっ」と飲めば風邪やインフルエンザ対策に有効です。

茶殻はうがいに利用しましょう。出がらしでいれたお茶で十分に効果があります。

アメリカの栄養学専門誌「ジャーナル オブ ニュートリューション」では、1日2杯緑茶を飲むとインフルエンザの発症率が38%、1日3~5杯の緑茶を飲めば同発症率が46%減少するという結果が発表されたそうです。

おいしいお茶を毎日飲んで、インフルエンザ予防に努めましょう。
2018年02月05日
先日農水省で開催された「茶の有機栽培促進会議」より。

有機茶の生産に取り組む茶園が有機茶栽培の難しさを伝えていました。

まずは、何と言ってもコストがかかること!有機肥料の高騰に加え、手間ひまがかかりますから有機茶の栽培はとてもコストがかかります。

思っているほど利益も出ないので、有機茶づくりは簡単に進められるものではない、というご意見でした。

全くその通りです。

有機栽培に取り組む別の茶園からは、有機茶生産を行う上での障害がたくさん挙げられました。

●異常気象への対応の難しさ。●雑草や落ち葉対策●鳥獣被害の増大(スズメバチやマムシは命にかかわる)●有機農業を行う上での行政側からの多大な負担●有機肥料の資材不足●有機栽培技術の取得困難●茶製造の設備、維持、操業、更新に多大な費用のリスク●有機農業推進法と有機農業現場の矛盾・・・などなど障害はキリが無いほどです。

現在、日本の有機茶は総生産量の約3%。まだまだごくわずか、有機農業推進法を示す行政と生産現場の間には矛盾ばかりを感じます。

改めて、自力で安全なお茶の世界を築いてきた当会の努力と姿勢を支持してくださる消費者の皆様に心より感謝申し上げます。

大変ですがやりがいのある有機茶づくり。これからもおいしいお茶をお届けして参ります。

2018年01月28日

1/26農水省の講堂で行われた「茶の有機栽培促進会議」。

多くの茶業者が集まりました。
残念ながら日本茶の国内需要は低下していますが、海外輸出は伸びています。EUでも日本茶の輸出量は増加。しかしEUは残留農薬基準が厳しく、日本茶業界としてはそれに対応しきれていないのが現状です。

日本の厚労省が定める「残留農薬」の数値は、EU基準の残留農薬検査では残留農薬がたくさん検出されてしまうほど日本のお茶の基準値は設定が甘いことをご存知でしょうか。

ですから日本茶の輸出拡大に向けて、EU基準をクリアできる有機栽培茶の生産が重要であると、このような有機栽培促進会議が開催されているわけです。

配布された資料の中から、まずはお茶の情勢についてご紹介したいと思います。

お茶の生産動向
栽培面積は緩やかに減少。生産量については近年は8万トンで推移。茶農家の経営面積は規模拡大が進んでいる。茶農家の数は減少。

平成27年の農家数は、平成12年の53,687軒の4割以下の20,144軒に減少。半分以上が茶農家をやめてしまっています。

お茶の輸出入の動向
お茶の輸出量はアメリカを中心に10年回で約3倍に増加。平成29年度の輸出額は前年度比で26%増加。EU向け輸出量は5年間で2倍以上に増加。

現在、有機認証茶は日本茶の国内総生産量の約3%です。農水省では有機栽培への転換を支援するための助成などを強化していく方針です。

是非、日本茶全体が安全な有機栽培へ向かうことを願う次第ですが、私たちのように長年有機認証料を負担してきた農業者への支援も考えて欲しいと思うところでした。

2018年01月22日
写真はりょうごうちの有機茶園の茶の樹の幼木です。

定植をして5年目。お茶の樹は茶園の経済となる収穫量が採れるまでに7年かかると言われています。

植えてからお金にするまで時間がかかるのです。ですから、お茶の樹の改植はとても長い目で考えて行われます。

そもそもお茶の樹の寿命は150~200年ですが、良い品質のお茶を収穫するためには30年くらいで植え替えるのが良いと言われています。

若い樹の方が元気な良い生葉が育つというわけです。

植え替える時には品種にもこだわります。日本のお茶の7割以上が「やぶきた」ですが、最近は品種茶を増やす茶園も多く見受けられます。

品種茶はそれぞれの個性が魅力ですが、場合によっては、育てにくかったり、製茶しにくかったり、あまり人気のない販売が難しい品種だったり、後々、他の品種にすれば良かった、なんてことにならないようによ~く考えなければなりません。

ちなみに写真の品種は「静-7132(シズ-ナナイチサンニ)」という品種です。桜葉のような香りのする人気品種。海外の方にも好まれるようです。

りょうごうちの有機茶園の期待の品種です。


2018年01月08日
お正月休みも終わり仕事はじめの今週。気を引き締めて参りたいと思います。

写真は静岡浅間神社の御神木です。御神木は神が依りつくとして神聖視される樹木。
大地にしっかり根付いた生きる力を感じます。

今年もお茶でそんな自然の力をお届けしたいと思います。

人は自然に癒されます。自然の中に足を運び森林浴、なんてことは毎日できませんが、お茶を毎日いただくことでそんな効果が得られると当会では考えています。

自然とつながる暮らしをお茶で。

今年はそんなことをお伝えしていきたいと思っています。

農薬や化学肥料を使わず自然を守る栽培をしているからこそ、自然の力をお届けできる。そんな誇りを持ってお茶と向かい合って参ります!
2018年01月01日

新しい一年がスタートしました!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

初水を汲んでいただくお茶を大福茶(おおふくちゃ)と言います。1年の無病息災を願う縁起のよいお茶。

どんなお茶をいただくのかと言うと、現在ではお茶屋さんやお家によって、煎茶や玄米茶など様々。

お正月にはのんびりと上級なお茶をいただくのも良いものです。

もしお酒を飲みすぎたら、濃いめにいれたお茶を飲んでご養生を!

おいしいお茶でどうぞ良いお正月休みをお過ごしください。



 

 



2017年12月25日

皆さま、この一年はどんな年だったでしょうか?きっと、あわただしい年の瀬を迎えていらっしゃることと思います。

茶の樹はゆっくりじっくり冬眠の季節。
写真のように茶の葉は濃い緑色の硬化した状態です。

あたたかい春になると茶の樹は冬眠から目覚め活動を始めます。そして一番茶の新芽を息吹くわけですが、おいしい一番茶の新芽は冬の間に根に養分をしっかり蓄えられているからこそ。

ですから茶の樹がしっかり休眠できるように冬は寒いことが大事。暖かいと茶の樹が活動してしまい、養分が蓄えられなくなってしまいます。

休眠して蓄える。人間にも同じことが言えますね。

でも人間は冬眠しません。冬でも忙しい毎日です。だからこそ日頃の緑茶が大事です。

皆さまどうぞおいしいお茶でご自愛の上、良い年末年始をお迎えくださいませ。










2017年12月16日

茶の葉をミノムシに食べられてしまった茶畑です。

農薬を使わない有機栽培の茶畑には自然がいっぱい。虫もたくさん住んでいます。

困るのが害虫ですが、今年の山の茶畑にはミノムシが目立ちます。

写真のように小さなミノムシです。

指でつまんだら中の虫がでてきました。

コイツがお茶の葉を食べてしまうのです。

小さなミノムシですが一度に400匹くらい生まれてくるそうでモリモリ茶の葉を食てしまいます。

ミノムシ退治は見つけては指でつぶして取っていきます。
手間ひまがかかりますが、飲む人のことを考えたら農薬は使えません。

「飲む人のことを考えたら農薬は使えない。」そんな気持ちで貫き通してきた有機茶づくり。

当会のお茶で自然の良さを味わっていただけたら幸いです。


2017年12月04日
忘年会シーズンです。お酒を飲む機会の多い12月。

飲みすぎには注意!ですが、二日酔いや疲れた体には濃いお茶をどうぞ!

熱めの湯でしっかりお茶の成分を抽出して、薬効効果を効かせたお茶。良薬は口に苦し、と言いますが、疲れた体にはなぜかそれがおいしく感じますよ。

ビタミンCや緑茶カテキンが体調復活に役立ちます。

緑茶はデトックス効果も高い飲み物ですので、日頃からこまめに飲み続けることをおすすめします。

これから年の瀬が迫り何かとあわただしくなってきますね。

おいしいお茶で体調を整えて、お仕事もお付き合いも大掃除も、気持ちよく片づけて良い年末を迎えたいものです。


2017年11月18日

ドナルド・キーン氏とキーン誠己氏の講演会&演奏「聞かせて、キーン先生」。

当会では、お集りくださったキーン先生ファンのお客様においしいお茶でおもてなしをして参りました。

ふるまったお茶は「駿河天狗の養生煎茶」。

お客様から「おいしい」のひとことは本当にうれしいものです。


会場は富士山の眺めが抜群の日本平ホテル。

天候もよく午後には富士山もバッチリ顔を出してくれました。


講演会終了後の休憩時間。キーン先生から「お茶が飲みたい」とのリクエストが入り控室にお茶を差し入れ。

キーン誠己さんから「本当においしい!」という言葉が2回飛び出しうれしかったです。

講演会の後でお疲れのご様子だったキーン先生もおいしいお茶でほっとひと息できたご様子でした。

その後は2部のティーパーティー。

キーン先生の横では県知事が挨拶。キーン先生は、お客様にサインをしたりお元気な95歳の笑顔で対応。
今回は400名を超える大イベントでした。

2017年10月17日

11月17日(金)日本平ホテルにてドナルド・キーン氏、キーン誠己氏による講演会&演奏「聞かせて、キーン先生」が開催されます。
http://keene95.salon.tm

当日は当会も会場入り。有機茶のサービスを行い自慢の養生煎茶をふるまう予定です。

肌寒い頃ですからあたたかいお茶をお出ししたいところ。大人数相手のお茶いれは湯のみをあたためたり、お客様がお口にする時の熱さのタイミングなど難しいもの。

でも養生煎茶はいれ方が簡単!糖の甘みも豊で熱湯でもおいしく、硝酸塩も少ないので嫌な苦味も出ません。

日本平ホテルからの富士山の眺めは抜群。

富士山を眺めながらおいしいお茶で一服、そんなひとときでキーン先生とファンの皆様に喜んでいただければと思っています。

 

2017年10月10日

粉末煎茶で緑茶の成分まるごと摂取!お料理やお菓子づくりにもご利用ください。

食欲の秋!緑茶の香りが広がるスパゲッティはいかがでしょう?

1人分
■スパゲッティ100g
■厚切りベーコン80g
■インゲン50g
■ニンニクスライス1片
■オリーブオイル大匙1
■粉末煎茶小匙1
■顆粒だし小匙1/2
■スパゲッティの茹で汁お玉1.5杯
■塩少々

1、スパゲッティを茹で始める。

2、フライパンにオリーブオイルとニンニクスライスを入れて弱火で香りを出す。

3、適当な大きさに切ったベーコンとインゲンを加えて炒める。

4、焼き色が付いたベーコンはトッピング用に半分取り出しておく。

5、フライパンにスパゲッティの茹で汁を加えて沸騰させ、粉末煎茶と顆粒だしを加えてよくかき混ぜる。

6、茹であがったパスタを加えて強火でゆすりながら絡める。塩少々で味を調える。

 7、皿に盛り、取り出しておいたベーコンをトッピングする。



粉末煎茶のお求めはコチラから!

2017年09月15日
写真はほんやまの有機茶園。秋芽が伸びています。

今の時期の茶畑にはトンボがたくさん飛び交い秋の風情たっぷりですが、夏のなごりの雑草がまだまだ元気に生えてきます。茶農家もまだまだ草刈りに追われています。

除草剤を使いませんから草刈り作業が大変ですが、この「青草(あおくさ)」と呼ばれる刈った草をふんだんに茶畑に入れます。これがとても良いのです!
雑草も素晴らしい自然界の恵み。除草剤で殺してしまうことはしません。

有機ガエル?(笑)
有機栽培の茶畑には虫も小動物もいっぱい暮らしています。茶の葉の上のカエル君、居心地がよさそうでした!

山の茶畑のそばの柿の木。青い実が付いています。オレンジ色の柿になる頃には、山の景色も紅葉で染まります。

これからお茶がおいしい季節です。秋になり熟成されてくると味わい深い風味が楽しめます。もちろん季節の変わり目もおいしいお茶でご自愛ください。
2017年09月07日
肥料工場の視察に行ってきました。

有機栽培の要は土づくり。つまり使う肥料資材が肝心要。

有機栽培の難しさのひとつに肥料資材の入手の問題があります。当会では長年にわたり自家配合の肥料を作るための原料の入手先を開拓してきました。

商品として販売されている有機肥料も使いますが、常に新しい情報を入手し栽培に生かしています。

今回は肥料工場を視察がてらオリジナル肥料を作っていただく相談でしたが、この肥料会社の写真の堆肥と合わせて作ることを検討中です。
他、この肥料会社で作っている是非使ってみたいと思う新しい肥料も見つけることができ、収穫大の1日となりました。

有機栽培でおいしくて栄養価の高いお茶を作るためには何をどう使えば良いのか?長年の研究の成果で今では大方のことがわかっています。この蓄積された技術こそ当会の茶づくりの源。

他にはマネのできない美味しいお茶を育てるために地道な努力を重ねています。


2017年08月20日
農研機構の池田成志先生の講義。微生物のセミナーに参加してきました。

農業は微生物と深い関わりを持っており、微生物は作物の味や香りに関わる重要な役割を果たします。栽培に力を入れている当会の茶農家一同、微生物には興味大です。

池田先生は微生物のための土壌環境には「窒素は控え炭素が大事」と言っておりますが、当会の茶畑は既にそのような管理を行っています。

講義ではヨーロッパの有機農業(ワイン)の世界の興味深い話しを聞きました。植物に強制微生物の研究が一番進んでいるのはワインの世界だそうで、良い香りを作ってくれる微生物とどのように共生させるか?ワインの成分も微生物から予想するなんてことも行われているようです。

そんな中、当会のお茶のお届けに自信が持てるお話しを聞くことができました。

お茶にもいろんな品種がありますが、ワインにもいろんなぶとうの品種があります。
品種はそれぞれ異なる個性を持っていますから、作り手としてはその個性を最大限に生かされた作物を作りたいもの。消費者の立場としてもそういうものを楽しみたいですよね。

それが、化学肥料を使用すると品種に関わらず同じようなものになってしまう、ということが微生物の分析グラフで示されていました。有機の方が品種の個性が出る、という結果です。高級ワインはこのような内容が重視されますがお茶も同様。

有機栽培により品種茶の個性が発揮されるということは、定番のやぶきた品種の個性も発揮されているということになりますから当会の栽培管理に自信が持てます。

微生物の世界の研究は近年急速に発展しているそうです。当会の勉強会のテーマとしても今後一層「微生物」を学び、より良い茶栽培を目指していきたいと考えています。
2017年07月24日

煎茶に多く含まれているエピガロカテキンガレート。

血管の老化、動脈硬化を防ぐと先頃テレビで話題になった成分です。

普通にお茶をいれて飲んでいれば摂取できる成分ですが、テレビ番組では効率的に摂取するには「まるごといただける粉末煎茶が良い」と紹介されました。

この機会に粉末煎茶にご興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。

エピガロカテキンガレートは、抗酸化力に優れ、活性酸素を減らす役割があり、アンチエイジングやアレルギー抑制、脂肪の吸収を抑え、脂肪の燃焼にも効果があると言われています。

緑茶にはカテキンだけでなく、実に多くの成分が含まれており、その相乗作用が妙薬として働くと言われております。

日本にお茶を広めた栄禅師も「茶は養生の仙薬なり。延齢の妙薬なり。」と書き記し、昔はお茶は薬として用いられていたほどですが、医学や科学が発展した現代においても緑茶は注目の妙薬なのです!

急須でいれるお茶でも粉末煎茶でも、ご自分の生活スタイルに合わせて緑茶をいただく生活習慣を身に付けたいもの。

 当会では「健康を守るお茶」づくりを心掛け栽培に力を入れていますから、成分が豊富な品質の良い生葉を粉末加工しています。

だから、おいしいですよ!

有機・粉末煎茶はコチラ

粉末園茶は、外出や旅行に、職場でも、どこでも気軽にいただけるのが良いですね。

水に溶かしてカンタンに夏の冷茶にもおすすめです!


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